映画評45 ~ LOVERS (04.8.28)

今回は「LOVERS」

香港映画のアクション大作だ。

主演は、金城武、チャン・ツィイー
共演は、アンディ・ラウ、ソン・タンタンなど


<ストーリー>
唐王朝衰退期の中国。捕吏の金と劉は「飛刀門」という反乱軍を一網打尽にするため、その初代指導者の実の娘らしき盲目の芸妓、小妹をだまし、軍のアジトに案内させようとする。


予告編の頃からいやな予感はしていた。

だって、「最強の武器、それは愛」だもの。

どうせ最後は愛の物語になるんだろう、と思っていたらホントにそうだった。

配役は、朝廷に反旗を翻す反乱軍である「飛刀門」一味の一人がチャン・ツィイー、それを倒そうとする朝廷方の官吏が金城武とアンディ・ラウである。
ツィイーと金城が主役で、ラウが準主役だ(たぶん)

で、この3人が三角関係になって、愛憎うごめくわけのわからない展開になる、という話だ。

最後の方でドンデン返しやらなんやらがあって、最後は悲しい愛の結末を迎えるわけだが、終わって振り返ってみると、なんだかストーリーがおかしい。

ネタばれになるが、最初はラウと金城がツィイーを罠にはめて、反乱軍一味をつぶそうとするのだが、実は罠にはめられたのは金城であって、ラウも反乱軍の一味である(しかも、ツィイーの恋人)

さてそうすると、おかしいのは、金城がツィイーを罠にはめようとするのはわかるけど、ラウが金城を罠にはめる理由がわからない。

金城は朝廷の官吏ではあるが、格としてはラウの方が上(というか先輩)のようだったし、おびき出して殺すほどの重要人物とも思えない。
事実、途中のセリフで「おれたちは、どうせ駒のひとつだ」という意味のことを言っていたし。

とすれば、わざわざツィイーの正体(怪しい人物ということ)をバラして、しかも自分たちの隠れ家まで連れていくなんてバカなことを、何のためにしたのだろうか。

金城一人を殺すために、一味全体を危険にさらしているわけである。
途中で、朝廷が放った討伐軍をかなりの人数殺してはいるが、最後に隠れ家は彼らに包囲されていた。
このあたりがまったく理解できない。

もしかして、私が間違っているのか?

この監督は、前作「HERO」と同じく、ワイヤーアクションが大好きのようだが、とにかくどんでん返しをすればいいということで、肝心のストーリー展開というものを安易に考えてはいまいか。


そして、金城武。

こいつは、いったいどうなんだ?

私が見るに、中国語を含めた何カ国語かが話せるだけの男のような気がするが。
表情は豊かだが、それにセリフがついていっていない。
草刈正雄みたいなやつと言えばいいのか(余計わからんか?)
要は、ヘタくそだと思う。

ということで、ものすごく後味が悪かったので、評価は「C」とした。
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