映画評442 ~ 必死剣 鳥刺し (10.7.10)

今回は「必死剣 鳥刺し」

eiga100710.jpg

主演は、豊川悦司
共演は、池脇千鶴、吉川晃司、岸部一徳、戸田菜穂、村上淳
その他、関めぐみ、小日向文世、高橋和也、山田キヌヲなど

<ストーリー>
江戸時代、海坂藩の近習頭取・兼見三左ェ門は、藩主・右京太夫の失政の元凶である愛妾・連子を3年前に城中で刺し殺すものの、寛大な処分によって再び藩主に仕えることになった。亡妻・睦江のめいであり、身の周りの世話をしてくれる里尾との日々の中で生きる力を取り戻すが・・・


これは、なかなか良かった。
意外性もあったし、何よりもハラハラ・ドキドキ感があった。

実は、藤沢周平原作のものを映画館で見たのは初めてだ。

「たそがれ清兵衛」や「武士の一分」は、テレビで見たのだが、あまり面白くはなかった。
だから、あまり期待はしていなかった。
時代劇は好きだけど、もっと派手な方が好きなので、地味な感じのする藤沢周平シリーズには興味が沸かなかったからだ。

この作品も、地味な展開ではあるのだが、その先が気になる展開のおかげで、最後まで飽きなかった。

主演の豊川悦司は、あまり好きな俳優ではないのだが、なかなかいい味を出していたと思う。
戦いの際の凄まじい形相は、「武士の一分」のキムタクなんかとは比べ物にならない。

あと、吉川晃司が良かった。
もともといい声をしているのだが、なかなか貫禄もあるし、存在感があった。
私の大嫌いな岸部一徳と対峙した時には、双方黙って立っている間は、なかなか渋いシーンだが、ひとたびセリフが出ると、その差は歴然。
できれば出てほしくはないのだが、どうしてもと言うのなら、岸部一徳にはあまりセリフを与えない方がいいと思う。

池脇千鶴は・・・・かわいかった。

今回悪い愛妾を演じた関めぐみだが、確かに悪人顔だ。
ただ、根本的な問題として、魅力がまったくないので、「アホな殿様は、どうしてこんなヤツに入れ込んだの?」という疑問が残る。
正室なら、背景はいろいろと理由はあるだろうが、あんな目つきの悪い女に引っかかる、というところが妙に引っかかった。

しいて言えば、最後は「どうせなら、あのアホな殿様を刺し殺せばよかったのに」と思ったのだが、「鳥刺し」を使う時の条件を考えれば、仕方がないかも知れない。

ということで、評価は「A」にします。

でも、人によって評価は二つに分かれそうな作品です。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
628位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
293位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR