映画評443 ~ プレデターズ (10.7.10)

今回は「プレデターズ」

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主演は、エイドリアン・ブロディ
共演は、アリシー・ブラガ、ダニー・トレホ、トファー・グレイス、ローレンス・フィッシュバーン
その他、オレッグ・タクタロフ、ウォルトン・ゴギンズ、ルーイ・オザワ・チャンチェン


<ストーリー>
それぞれ異なる戦術を備えた一流の殺し屋たちが、ある地球外生命体によって理由も分からぬまま惑星に集められた。傭兵、殺し屋、特殊工作員など、まさに全員が「最強の人類」と言える戦闘のエリートであり冷血な殺人鬼たち。しかし、実は彼ら自身がその地球外生命体=プレデターの獲物だったのだ・・・


アーノルド・シュワルツネッガーが最後生き残った第一作の続編の形となっている。
(ダニー・グローバーが一人でがんばった第二作の話は出てこない)

とにかく、このプレデターたちは、人を殺す(狩る)のが趣味で、地球を征服しようとか、滅ぼそうとかいうことは考えていないらしい。
だから、今作では、わざわざ地球から別の星まで連れて行って、そこで狩りをやっている。

そういう前提だから、「この星は、いったいどこなんだ?」という問題については考えなくていい。
とは言え、「選ばれた人間たち」というのが少々いいかげんだ。

軍隊の特殊部隊や殺し屋集団というのは、まだわかる。
殺しのプロだからだ。
それが、逆にプレデターたちの格好の狩りの条件になっているわけだから。

しかし、「FBIに追われている凶悪犯」って何だ。
ただのレイプ・殺人魔じゃないか。

別に、殺しのプロでも何でもない。
そういう意味では、あらすじに書いてあることにはウソがある。
どこが「最強の人類」なんだか。

日本代表がヤクザというのも、少し違和感がある。
ヒットマンという意味では「殺し屋」だから、まだいいのだが、最後に日本刀でプレデターとやり合う場面。
あれはコントか?

と言うか、プレデターが弱すぎるだろう。
近代的な武器を装備している上に、素手でも圧倒的な力を持っているのに、刀を持った相手と相討ちって・・・

ただ、一番違和感があったのは、最後に正体を現した自称・医者。

実は、「殺し」をしなければ気が済まない殺人鬼だったというわけだが、それで選ばれた、というのはまだわからないわけではない。
しかし、最後「この星はモンスターだらけ。こちらの方がオレは落ち着く」という意味のことを言っていたが、これは意味がわからない。

こういう殺人鬼が異常なのは、罪の意識がまったくないどころか、人を殺すことによって快感を得るわけだからだけど、自分が殺されることなど考えていないはず。
実際、その直前にワナによって足をケガした時、必死になって助けを求めていた。
こういう人間に限って、自分の「生」に対しては異常に執着する。

まさか、「あれは芝居だった」とは言わないだろうな。
いずれにしても、「殺人鬼の中に入ると、自分も落ち着く」なんて言い草は、自分が殺されないという前提に立った場合でしか成り立たないと思うのだが・・・

とは言え、そういう荒唐無稽な前提を受け入れれば、全体的には特に問題なし。
適度なハラハラ・ドキドキで、割と面白かった。
最後残った二人が、その星を脱出するところまで描かなかった、というのもいい。

ということで、評価はかなり甘めに「B」にします。

出演者で言えば・・・

主演のエイドリアン・ブロディは、あまりいい男ではないけれど、結構渋かった。
ローレンス・フィッシュバーンが、序盤なかなか出てこないので、何だろうと思っていたのだが、あんなにあっさりやられるのにはビックリした。
アリシー・ブラガは、単なる「女性枠」
アメリカでは、この手の映画で、グループが出てくる時には、必ず「女性・黒人・アジア系」を入れるというのがルールらしいし。
今回は、アフリカ系まで入っていたから、もちろん「審査は合格!」というわけだ。
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