映画評445 ~ 借りぐらしのアリエッティ (10.7.17)

今回は「借りぐらしのアリエッティ」

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宮崎駿アニメの最新作だ。

声の出演は、志田未来、神木隆之介、三浦友和、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、樹木希林など

<ストーリー>
体長15センチの小さなアリエッティ一家は、人間が住む家の床下で、さまざまな生活品をこっそり借りて暮らしていた。彼らの掟は「決して人間に見られてはいけない」ということ。しかし、その家に引越してきた男の子に姿を見られてしまう。


前作の「崖の上のポニョ」同様、まったく感情移入できない作品だった。

まず、設定がよくわからない。

小人たちは、独自の種族と言うよりは、完全な人間の小型版だ。
つまり、言葉はおろか、その生活習慣から何から、すべて「普通」の人間と同じ。
ただ、小さいだけ。

では、その生活に必要な資材はどのようにして作り上げているかと言うと、まったくの不明。
にもかかわらず、「普通」の人間とまったく同じ生活をしている。

一方、生活に費用な食料・衣料などは、すべて人間から「借りて」いる。
この「借りている」というのがクセもので、何のことはない、ただ「盗んでいる」だけ。

しかも、「決して人間に見られてはいけない」と言うものの、あれだけ音を立てながら、ドタドタと走り回っていたら、すぐに気が付かれてしまうだろうに。
アリエッティの初の「借り」の時に、ティッシュペーパーを盗みに行く時、ティッシュペーパーのそばには、何とシュウ君が寝ていた。
後で父親が「事前調査が足りなかった」とか言ってたけど、あんな不用心では、生存できるはずもない。

それで、「人間」に見つかってしまったにもかかわらず、お互いにビックリすることもなく、なぜか意気投合。
このあたりが、よくわからない。

だいたい、それ以前の問題としては、あんなところに住んでいたら、怖いのは人間よりも、ネコやネズミなど動物の他に、むしろ肉食系の昆虫などのはず。
そのあたりの描き方が、実にいいかげんで、人間と小人しか存在しないような世界観だ。
中途半端にネコやネズミを描いているものだから、かえって不自然に感じる。
カラスなんて、アリエッティを狙って窓ガラスに直撃するのだが、カラスをバカにしちゃあいかんよ。

あと、声優陣が俳優ばかりで、ちょっと不満。
志田未来と三浦友和には、あまり違和感はなかったが、母親役の大竹しのぶはミスキャストだろう。
私の大好きな女優さんだけど、声優向きじゃないと思う。

ということで、あまり期待していなかったこともあり、そこまで酷評するつもりはないので、評価は「C」とします。
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