映画評449 ~ インセプション (10.7.25)

今回は「インセプション」

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主演は、レオナルド・ディカプリオ
共演は、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン・レヴィット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ
その他、キリアン・マーフィ、トム・ハーディ、マイケル・ケイン、トム・ベレンジャー、ディリープ・ラオなど

<ストーリー>
コブは人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。そんなある日、コブの元に「インセプション」と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む


いや、これはスゴい!

ハラハラ・ドキドキの連続で、いったい今は夢の中なのか、現実なのかわからず、最後まで手に汗握る展開は申し分なし!

・・・・というのは、ウソ。

正直言って、何がなんだかさっぱりわからなかった。

「夢の中に潜り込んで、アイデアを盗む」という発想がまずよくわからない。

別に「そんなことはあり得ない!」といっているのではない。
もし、そういうことができるのなら、そのまま意識下に入ることもできるのではないか、という気がする。
わざわざ相手が寝る(眠らせる)のを待たなくてもいいわけだし。

実際、相手の夢の中に入ると言いながら、相手が眠った瞬間に潜在意識の中に潜り込んでいる。
これって、人間は寝ている間、常に夢を見ているということになるが、そうなのか?
結果的には、その「夢」というのが結構曖昧だったので、かなり違和感があった。

それと、ハリウッド映画の常なんだけど、どんなシリアスな内容のものであっても、必ず男と女の恋愛沙汰が織り込まれるので、迫力が半減してしまう。

しかも、映画の結末は、もともとのミッションが達成されたのかどうかは関係なく、主人公であるコブが、子供たちに再会できたのは、「夢の中なのか、どうなのか」という形で中途半端に終わっている。
いつの間にか、主題が変わってしまったわけだ。

渡辺謙演じるサイトーも、結局何だかよくわからない存在だった。
悪いヤツなのか、そうでないのか。
そして、ミッションはたぶん失敗したのだと思われるが、そうするとコブを許すはずがないのに、最後はただのいい人にしか見えなかったし。

つまり、内容としては「マトリックス」と同じ。
何だかわけのわからない世界で、わけのわからないことをやっているだけ。

これに対して、一部のマニアたちが「これはすばらしい!」と褒めちぎっているのだが、わけのわからない人には、何が面白いのかさっぱりわからない。
それと同様、この映画を絶賛している人の気持ちが、よくわからない。

結局のところ、登場人物の誰にも感情移入できないし、最初から最後まで違和感の連続。
途中のアクション・シーンなどが結構派手なだけに、かえって終わった後には、何も残らない。

そういう意味では、とても不思議な映画だった。

しかし、そこまでボロクソに言うつもりはない。
ということで、評価は「C」にします。

はっきり言うと、私には難しすぎました。


それはいいとして・・・

この映画の予告編は、「これは面白いかも?」と思わせるような出来であることは間違いない。
しかし、最近の予告編などでは、どうして実際の場面を継ぎ接ぎにするだけではなく、その場面では言ってないセリフ(他のところでは言っている)をわざわざ貼り付けるのだろう。
これって、「ウソついてる」わけでしょ?
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