映画評480 ~ さらば愛しの大統領

今回は「さらば愛しの大統領」

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あの世界のナベアツが監督した映画ということだ。

主演は、宮川大輔、ケンドウコバヤシ
共演は、世界のナベアツ、吹石一恵、釈由美子、大杉漣、仲村トオル、水野透
その他、宮迫博之、志賀廣太郎、神谷明、中川家、河本準一、小杉竜一、岩尾望、前田吟など

<ストーリー>
大阪府知事選挙に立候補したお笑い芸人の世界のナベアツ(世界のナベアツ)は見事当選を果たすが、すぐさま日本からの独立国家宣言をして、「大阪合衆国」の最初の大統領に就任してしまう。一方、大阪府警にはナベアツ大統領の暗殺予告が届き、府警で有名な迷コンビ、早川刑事(宮川大輔)と番場刑事(ケンドーコバヤシ)が、犯人グループの捜査に乗り出すのだが・・・


はっきり言って、まったく期待していなかった。

ただ、今週は見たい映画がなかったし、少しは笑えるかと思っていたのに・・・

もちろん、不覚にも(?)笑ってしまった部分は、所々あったのは事実。
しかし、それは本編とはまったく関係のない「NG集」とかいう形で、お笑い芸人たちがコントをやっているのだから、ある意味笑って当たり前。

もともとストーリーなどには興味はない。
「いかに笑わせてくれるか」
ただ、それだけ。

しかし、上映の最初に、「皆さんも100%アホになって下さい」という字幕が出てきた時から、何だかイヤ~な予感。
わざわざこんな注意書きをしなければならないなんて、自分たちが作った映画に自信がない証拠。
みんな、お笑い映画であることを前提に見ているのは当たり前なのに。

しかし、一番の問題は、もっと根本的なところにあった。

それは・・・

世界のナベアツの演技が、壊滅的に下手くそ、ということだ。

テレビでコントをやっている時から感じていたことだけど、「・・・で~す」とか「・・・ではありませ~ん」とか、中途半端に語尾を伸ばす言い方も気になるが、全体的に棒読み口調というのか、抑揚のほとんどないしゃべりは、お笑い芸人としてどうか、とさえ思う。
彼が面白いのは、「3の倍数」の時などにやる変顔の時だけ。

そのせいで、彼が演説をしている場面は、説得力が皆無、というか、笑う場面もなく、ただしゃべっている映像が流れているだけ、という感じだ。
聞けば、彼は放送作家もやっているそうだが、どうやら表に出てくるべき人間ではなさそうだ。

内容については、思った通り、あえてツッこむまでのものはなく、所々に芸人仲間や、仲村トオル、大杉漣の他、神谷明、志賀廣太郎が出てくるあたり、ちょっと「おっ」と思う程度。

出演者の中では、宮川大輔とケンコバは、結構がんばっていたと思う。
特に宮川大輔は、「隠し砦の3悪人」の時には酷評した覚えがあるのだけど、今回はいい演技をしていたと思う。

宮川大輔と世界のナベアツの子供時代を演じた二人の子役も、意外と面白かった。

結局のところ、この映画を作った世界のナベアツ自身が、この映画をぶち壊していたような気がする。

ということで、評価は「C」にします。
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