映画評484 ~ ワイルド・バンチ

今回は「ワイルド・バンチ」

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「午前10時の映画祭」第15弾は、1969年の作品。

主演は、ウィリアム・ホールデン
共演は、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアン、ウォーレン・オーツ、ベン・ジョンソン、エドモンド・オブライアン
その他、ストローザー・マーティン、アルバート・デッカー、エミリオ・フェルナンデス、ボー・ホプキンスなど

<ストーリー>
1913年の動乱のメキシコ。パイクをリーダーとする5人のアウトローたちが、革命派の将軍マパッチから、米政府の輸送列車の襲撃を依頼される。パイクたちは見事、列車から武器弾薬の強奪に成功するが、マパッチは約束の金の代わりにパイクたちに襲いかかる。100人を超える軍隊を相手に、5人は死闘を展開する


もう40年も前の作品となるが、こういうのが「名作」というのだろうか。
私にはよくわからない。

この映画に登場するのは、「悪人」ばかりで、「善人」はほとんど出てこない。
輸送列車を襲撃するのも強盗だし、それを追うのも元強盗、しかも強盗のリーダーの仲間だった男。
それに、革命派の将軍という、これまた悪党の親玉みたいなのがいて、とにかくロクなヤツがいない。

しかし、映画では、パイクに焦点を当てているわけだから、当然のごとく、彼に感情移入させようとしている。
しかし、所詮は強盗。
仲間との友情や、政府・銀行に対する不満、将軍に対する怒りなどは、取ってつけたような話で、どうでもいいこと。

結果的に生き残るのは、パイクを追いかけていたロバート・ライアン演じる元仲間だけ。

感情移入できる登場人物がいないのだから、ハラハラ・ドキドキすることもなく、結局最初から最後まで淡々と見てしまう、ということになってしまう。

それにしても、ずいぶんとたくさんの人が死ぬ。
最後には、主人公まで死んでしまう。
壮絶な戦い、ということにはなるだろう。
だけど、まったく感情が動かない。
だって、みんな悪党だし。

だいたい、最後は、どうしてわざわざ死にに行ったのか、よくわからない。
捕まっている仲間を助けに行くため、というのはわかる。
しかし、その仲間も目の前で殺されてしまい、思わず将軍を撃ち殺すのだけど、その後は、小康状態が続く。
それを打ち破ったのは、実は主人公側だ。
あのまま引き揚げても良かったのに。

確かに、映画的には、それでは面白くないだろうけど、何だか違和感がある。

ということで、展開や描写はともかく、全体的にあまり面白く見ることができなかったので、評価は「C」にします。

やっぱり、私が期待するのは「ヒーロー」なので、この手の映画には、あまり入り込んでいけません。
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