映画評5 ~ HERO (03.8.16)

今回は「HERO」 (03.8.16)

主演は、ジェット・リー
共演は、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィー、
その他、ドニー・イェン、チェン・ダオミン

<ストーリー>
紀元前200年、戦乱の世の中国。ある日、のちに始皇帝と呼ばれることになる秦王のもとに、無名と名乗る一人の男が拝謁する。彼は、最強と恐れられた趙国3人の刺客たちの名がそれぞれ刻まれた一本の槍と二本の剣を携えていた。無名は、十歩の距離まで近づけば如何なる相手も一撃で仕留める剣術「十歩必殺」を極め、3人の刺客を討ち倒したという。暗殺者たちから身を守るため百歩以内に誰も近づけようとしない秦王だったが、無名の功績を認め特別に十歩の距離まで近づくことを許し、早速3人の刺客たちを討ち取った経緯を語るよう促すのだった


主演のジェット・リーは今もっとも好きな俳優の一人だが、まだ代表作と言えるものがないので、この作品がなるのかな、と密かに期待しながら見た。

確かにものすごいスケールの映画だ。

出ている人の数がケタ違いだし、建物のデカさが違う。
あんな映画は中国を舞台にしないとできないだろう、と思われるくらい圧倒的なスケールだった。

映像もきれいだった。
赤とか黄色とか原色をいっぱいに使った絵は、それはすばらしいものだった。

ストーリーもまずまずだった。
宣伝の中でかなりの部分に触れていたので、これ以上何かあるのかとは思っていたが、まあ意外な展開と言えるのではないだろうか。

実際の歴史の中では残酷の塊のような中国だが、映画の中ではそういったものを極力抑えてあって、血しぶきがほとんどあがらない戦いが印象的だった。
もちろんラストも。

まあ、あんまり誉めてばかりでもしょうがないが、それでも結果的に評価は「B」にした。
どちらかと言うと「Cに近いB」だ。

なぜなら、あまり面白くなかったからだ。

一番気になったのは、あのワイヤー・アクション。

何だか動きがものすごく不自然で、きれいな映像を時に台無しにしてしまっているような印象を受けた。
あそこまで不自然な動きにする必要があったのかどうか。

中国の剣や拳法による戦いは、すごく華麗なものではあるけれど、あんなに空を飛ばなくたっていいだろうに。
「マトリックス」じゃないんだから。

結局それが最後まで続くものだから、ちょっと違和感があった。
他の人の目にはどう映るかどうかはわからないが・・・


最後に一言。

映画のサブタイトルみたいに使われている宣伝文句「この国は本当のヒーローを知らない」というやつ。

あの意味が全然わからない。
気のきいた言葉のつもりなんだろうが、何でもつけりゃあいいってもんでもなかろう。
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