映画評493 ~ 2001年宇宙の旅

今回は「2001年宇宙の旅」

「午前10時の映画祭」第17弾は、1968年の作品

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アーサー・C・クラークの原作を基に、S・キューブリックが映像化したSF映画の金字塔である。

主演は、ケア・デュリア
共演は、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルベスター、ダニエル・リクター
その他、レナード・ロシター、マーガレット・タイザック、ダグラス・レイン(HALの声)

<ストーリー>
月面に屹立する謎の黒色構造体(モノリス)が、木星へ向けて強い信号を発信した。かつて我々の祖先である類人猿は、それと同じ構造体に触れた瞬間に道具を使うことを覚えていた。そして、ボーマン船長(K.デュリア)の乗る木星探査船ディスカバリー号では、人工知能のHAL9000に異変が生じる。


SF映画の金字塔である。

いや、そんなことくらい知っている。

神秘的で、哲学的で、とにかく・・・

さっぱりわからない。

HALの「反乱」のくだりはいい。
最後に、その理由も明かされる。
だけど、その理由も聞いても、まったく理解できない。

もしかして、テーマなんかないのかも知れない。
だとしたら、何のために作ったのか。
そして、何が描きたかったのか。

何よりも、全体的に冗長だ。
特に、前半のクラシック音楽の部分は、ウザい!
あの有名なR.シュトラウスの「ツァラストラはかく語りき」はまだいい。
ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」は、延々と続くので、飽きてくる。

それと、最後のシーン。
あれは、言葉で表現するのも難しい。
ただ、宇宙を表しているのか、そして自然の風景を、ただ色調を変えて流しているわけだけど、これまた長い!
延々と流されると、見ている方は、イヤになる。

だから、最初「これから、いったいどうなるの?」と不安になり、最後は「いったい、何がしたいの」と疑心暗鬼になる。
そんな映画だと思う。

確かに、SF映画としての金字塔なのかも知れない。
映像は少しチャチな面はあるものの、よくもここまで考えたものだ、という部分が随所に出てくる。

だけど、少なくとも私が見て「面白い」と思えるような映画ではない。

この映画に高評価を与えた人たちは、ちゃんと理解しているのか、あるいは「理解できない」からこそ、「理解したフリ」をして評価しているのか、私にはわからない。

とにかく、面白くはなかったけれど、内容が理解できないのでは、エラそうに評価するわけにはいかない。
今回は、「評価なし」といたします。
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