映画評502 ~ ザ・タウン

今回は「ザ・タウン」

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俳優として活躍する一方、前監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』が高い評価を受けたベン・アフレックの監督第2作。強盗団のリーダーと人質女性の愛を軸に、犯罪都市に生きる者たちの生きざまを描く。

主演は、ベン・アフレック
共演は、レベッカ・ホール、ジョン・ハム、ブレイク・ライヴリー、ジェレミー・リナー
その他、タイタス・ウェリヴァー、ピート・ポスルスウェイト、クリス・クーパーなど


<ストーリー>
綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグ(ベン・アフレック)は、思わぬ事態から支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質に。その後クレアは無事解放されるが、強盗たちの影におびえる日々を過ごす。そんな中、彼女は魅力的な男性に出会うが、その男性こそが自分を人質にしたダグだった。


泥棒が主人公である。

そして、この泥棒は改心するわけではない。
単に、泥棒稼業から足を洗うだけである。

予告編を見ていると、この主人公が、恋人のために仲間を裏切り、そして真っ当な人間になっていく話かと思っていた。

しかし、仲間がすべて殺された後、この主人公は一人去っていく。
ただ、それだけの話だ。

そもそも、襲った銀行の支店長に恋をする、などという設定に、感情移入などできるはずがない。

それに、泥棒のメンバーを見る限り、緻密で計画的な泥棒ができるようには見えない。
主人公役のベン・アフレック自体が、それほど知的に見えないので、どう見たって、行き当たりばったりの泥棒だ。

しかも、この主人公は前科者なので、警察にはすでに面が割れている。
もちろん、仲間全員もだ。
そして、その恋をした支店長がいた銀行を襲ったのも、この主人公たちだと目を付けられている。

にもかかわらず、どうして、あんなに簡単に逃げ切れるのか。
警察が、よほど無能なんだろうと思う。

そして最後、主人公が盗んだ金は、恋人であるクレアに渡される。
その後の描写だと、クレアがその金を利用したようにも見える。
つまり、クレアは「ネコババ」したのも同然だ。

結局、この映画で、監督(ベン・アフレック自身)が何を描きたかったのか、さっぱりわからない。

別にカッコいい泥棒でもなければ、何か正しいことをしたわけでもない。
ただ、襲った銀行の支店長に惚れてしまったから、足を洗っただけ。

展開が読めなかったので、途中ハラハラ・ドキドキしたし、まったく唖然とするほどの展開ではなかったけど、終わってみると、ちょっとがっかりした。

ということで、評価は「C」にします。

ベン・アフレックの第一作は見ていないけれど、今後もあまり期待はできそうにない。
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