映画評507 ~ ナルニア国物語/第3章:アスランと魔法の島

今回は「ナルニア国物語/第3章:アスランと魔法の島」

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C・S・ルイスの児童文学を映画化したファンタジー・アドベンチャー、『ナルニア国物語』シリーズの第3章

主演は、ジョージ・ヘンリー、スキャンダー・ヘインダ
共演は、ウィル・ポールター、ベン・バーンズ、リーアム・ニーソン、ティルダ・スウィントン
その他、ローラ・ブラント、サイモン・ペッグ、ゲイリー・スゥイート、テリー・ノリス


<ストーリー>
ペべンシー兄妹は大嫌いな従兄のユースチスの家に預けられるが、壁に掛かった帆船ドーン・トレダー号の絵の中に吸い込まれ、再びナルニアの国へ。兄妹は、親友のカスピアン王子(ベン・バーンズ)とネズミ戦士のリープチープと再会を果たし、ナルニアの東の果てへと再び冒険の旅に出ることになるが、行く手にはさまざまな困難が待ち受けていた。


いやあ、目まぐるしく物語が展開する。
捕虜になったり、変な「気」のようなものに惑わされたり、ウミヘビの化け物みたいなものに襲われたり、とにかく盛りだくさんだ。

しかし・・・

展開が早すぎて、見ていてわけがわからない。

あっという間に捕虜になったと思ったら、あっという間に解放されちゃうし、あの緑の「気」のようなものは何なんだ、という展開の割には、たいした回答はないし、「7本の剣を集めなければならない」という設定なのに、たいした苦労もなく、いとも簡単に集まっちゃうし・・・

このシリーズは、全体的に盛り上がり感に欠けるのだけど、今回は特にそういう印象を受けた。

従兄のユースチスは、意味のない行動を繰り返すので、いったい何のために出ているのかと思えば、突如ドラゴンになって大活躍したりする。
だいたい、島の偵察に行くのに、なぜ頼りないユースチスなんかを同行させたりするのか。
ドラゴンにするために、前半はわざとアホなことばかりしていた、という展開にしか見えないので、違和感がバリバリ。

とにかく、このユースチスは、主人公たちよりも活躍をするという、わけのわからない存在だった。


それと、前回でもそう思ったのだけど、しゃべるライオン・アスランは、いつも最後の最後にちょこっとだけ出てきて、苦境の場面を一気に解決する。
ホント、一瞬の仕草で、すべてを解決してしまう、と言ってもいいくらいの存在だ。

そんなに力があるのなら、どうして最初から出てこないの?
わざわざタイトルに「アスランの・・・」とあるのに、ほとんど存在感がない。

で、結局「アスランの国」(の手前)にたどり着くのだけど、シリーズはこれで終わりとも思えないし、今後いったいどのような展開をするのだろう。
原作を知らないので、この後の展開もあるのだろうけど、はっきり言って期待するものは何もない。

しかも3Dだったけど、ほとんど意味がなかった。

ということで、バトルシーンはまずまずだったものの、結局最初から最後まで中途半端な印象があったので、評価は「C」にします。


細かい話だけど・・・

「魔法の島」に行くために船で航海中、無風状態になったとかで、船が前に進めなくなった時に、あのユースチス・ドラゴンが出てきて船を引っ張るというシーンがあるが・・・

風がないと進めないのはいいとして、皆オールで漕いでいたのだけど、それでもダメなの?
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