映画評52 ~ ハウルの動く城 (04.11.20)

今回は、待ちに待った(?)「ハウルの動く城」

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの著書「魔法使いハウルと火の悪魔」を基に、少女と魔法使いの恋をとおして、生きる楽しさや愛する歓びを描いた宮崎駿監督最新作である。

声の出演は、倍賞千恵子、木村拓哉、三輪明宏、我修院達也、神木隆之介、加藤治子など

<ストーリー>
父親の帽子店で日々、帽子を作りつづけていた18歳のソフィーは、ある日、荒地の魔女に呪いをかけられ90歳の老婆になってしまった。ソフィーはハンサムだが弱虫な魔法使いハウルと出会い、奇妙な共同生活を始める


本来であれば、公開初日でもあるので、どうせ殺到するだろうから1週間待とうと思っていたのだが、何と朝7時からの回があるというので、早起きして行って来た。

久々の宮崎駿作品ということではあったが、あまり過度の期待はしていなかった。

なぜなら、主人公ハウルの声を担当するのが、あのキムタクだから。
これまでのキムタクの演技なり見ていても、どう考えたって「それはないだろう」という配役だし、しかも予告編では、当初わざとキムタクの声だけ出さなかったりと、宣伝の仕方まで小ざかしかったので、ちょっとイヤな予感はしていた。

ところが、いざフタを開けてみてビックリしたのは・・・

キムタクは予想通り(?)で、改めて「何だ、こりゃ」って言うほどのものでもなかったが、
問題はソフィーの方だった。

倍賞千恵子は、決して下手とは思わない。
声もいいと思うし、どちらかと言うと好きな女優さんの中に入る。
でも、19才の女性の役をやらせるには余りにも無理がありすぎる。
どう聞いたって、若い女性の声には聞こえない。

しかも、問題はもう一つ。
90才のおばあちゃんの方だ。

こちらも、とてもじゃないが、90のおばあちゃんの声には聞こえない。
いくら元気があると言ったって、声が若すぎる。

倍賞千恵子は、すでに60才を超えた、いいおばちゃんなのだが、もともと声がちょっと若い。
つまり、19才と90才のちょうど真ん中くらいの年令の声なものだから、どちらも中途半端に聞こえてしまうわけだ。
90才のおばあちゃんなら、前作「千と千尋の神隠し」で湯場婆を演じていた夏木マリの方がまだ適役だったろうに。

これは、倍賞千恵子のせいではない。
彼女を配した監督に問題があると思う。

別々の声にすることはできなかったのだろうか、とも思ってみたが、映画の中では、それはそれでわけがわからなくなるくらい、おばあちゃんと若い女性が入れ替わり立ち代わり出てくる。
急に若くなったり、また年老いたり、かと思うと、中年のおばさんくらいの姿になることもある。
あれでは、声を担当する人は大変だろう。

ストーリーや展開には、特に問題はなかったと思う。
キャラクターにしても、変な犬や火の悪魔など相変わらずユニークだったし。

だから、余計にもったいないと思った。
というわけで、評価は「C」とした。
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