映画評527 ~ マイティ・ソー

今回は「マイティ・ソー」

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『スパイダーマン』などでおなじみのマーベルコミックの中でも、特に人気の高いヒーローの一人、マイティ・ソーが活躍するアクション大作。地球に追放された神の世界の最強戦士ソーが、巨悪の敵に立ち向かう。監督は『ヘンリー五世』のケネス・ブラナー

主演は、クリス・ヘムズワース
共演は、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、ステラン・スカルスガルド、コルム・フィオール
その他、レイ・スティーヴンソン、カット・デニングス、浅野忠信、レネ・ロッソ、アンソニー・ホプキンス、サミュエル・L・ジャクソンなど


<ストーリー>
神の世界では最強の戦士といわれていたものの、横暴でごう慢な性格が災いとなり、地球へ追放されてしまったソー(クリス・ヘムズワース)。神の世界での力を失ってしまったソーに凶悪な敵たちが次々と襲い掛かり、ソーは地球でも戦いの日々を送ることに・・・


う~む、困った。

アンソニー・ホプキンスやナタリー・ポートマンが出ているというのだから、くだらないわけがない。

浅野忠信は、たいした役ではなかったし、ただのアジア枠だろうけど・・・
レネ・ロッソも、王妃役(アンソニー・ホプキンスの妻)をするほど老けてしまったのか・・・

ストーリーとしては、まずまずだったと思う。
戦いの場面も、そこそこ迫力はあったし。

それにしても、主人公のソーは、神なんだそうな。
その割には、人間たちと同じ宇宙の中で生きているし、言葉まで一緒だ。

そのあたりに違和感を持たなければ、そう気になる設定・展開でもない。
SFアクション映画としては、こんなものだろうと思う。

ただ、何となく中に入っていけなかったのは、やはり主人公が粗野で短気で、しかも頭が悪いからだろう。

だから、状況を何も考えずに短絡的に戦いを挑むし、簡単に騙されてしまうので、感情移入がしにくい。

一方の「巨人の国」の連中も、氷のバケものだし、どいつもこいつも悪人ヅラばかりなので、いくら「神との和平交渉中」とは言え、どう考えたって感情移入できるはずもない。

こんな設定だから、序盤は、見ていても感情が安定(?)しない。

しかし、今回主人公に降りかかった不幸や試練は、実はすべて父親であり王であるオーディンのせいだ。
彼のその場の感情だけに流された愚かな行動により、二人の息子たちにトンデモないことが起きてしまう。
そのあたりをまったく無視したかのように物語が進むので、単にソーは粗野だし、弟も悪いヤツにしか見えない。

どこが「常に冷静で賢明な尊敬すべき王」なんだか・・・
描き方がちょっと間違えているように思う。

しかし、どうやらこの物語はまだまだ続くらしい。

わざわざ「エンドロールの後に重要な映像が流れます」などと事前にPRした上に、いかにも次回作がありそうなシーンが出てくる。

サミュエル・L・ジャクソンなんて、いったいどこに出てくるのかと思っていたけど、まさかエンドロールの後だったなんて。
確か「アイアンマン」の時にも、最後の最後に出てきたような気がしたので、調べてみたら、それだけじゃなくて、しかもすべて「ニック・フューリー」という同じ役柄として出ている。

なんだろう、全部つなげるつもりか?

それに、ナタリー・ポートマンの出番が少なすぎるし、ソーとの関係なども中途半端なままなので、ここで終わるのはもったいない。

ということで、次回以降の期待も込めて、今回の評価は「B」にしておきます。

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