映画評531 ~ 忍たま乱太郎

今回は「忍たま乱太郎」

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1986年に原作マンガの連載が始まり、NHKでアニメーション化もされた「忍たま乱太郎」の初の実写映画版。『十三人の刺客』の三池崇史監督がメガホンを取り、暗殺者に命を狙われてしまう仲間を救うための、主人公・乱太郎と忍術学園の生徒たちの戦いを壮大なスケールで描く。

主演は、加藤清史郎
共演は、平幹二朗、林遼威、木村風太、寺島進、山本耕史、古田新太、中村玉緒
その他、波岡一喜、柄本明、竹中直人、中村獅童、壇れい、石橋蓮司、松方弘樹、鹿賀丈史、谷原章介など

<ストーリー>
三流忍者の家に生まれた乱太郎(加藤清史郎)は両親の期待を胸に忍術学園に入学するが、そこで出会ったしんべヱ(木村風太)やきり丸(林遼威)と共に授業も試験もドジばかりの日々を送っていた。ある日、髪結いの息子で四年は組の斉藤タカ丸の家に暗殺者が出現。乱太郎たちは友達を救うために立ち上がるのだが・・・


いや~、くだらなかった。
とにかく、徹底的にふざけている。
それ以外、何とも言いようがない。

「子供向け、というよりは大人向けの映画」という前評判に、かすかに期待していたのだが、ちょっと間違えたようだ。

キャストはものすごい。
よくもこれだけ集められたものだと思う。

そして、ベテラン俳優たちが、妙なメイクをしながら、それはそれは楽しそうにやっているのがよくわかる。
特に、準主役級の平幹二朗などは、とても張り切っていた。

その他、中村獅童、壇れい、石橋蓮司、松方弘樹など、チョイ役にしては、とても贅沢な使い方だ。
谷原章介なんて、右目だけしか見えてないし・・・

そんな中、どんなメイクをしても、どんな大袈裟な演技をさせても違和感がないのが、竹中直人と柄本明。
というか、竹中直人なんて、普段から何やらせても大袈裟だったけど!?


さて、肝心のストーリーだけど・・・

これが、何だかよくわからない。

主役は乱太郎のはずだけど、最終的には、彼が大活躍したわけではない。

何せ、子供たちが多すぎるので、皆を使うのに苦労している感じ。
何もあそこまで集合させなくてもいいのに、とさえ思うほど。

さらに、途中でわけのわからないギャグがたくさん盛り込まれているのだが、これがまた中途半端。

というか、ギャグを受けてズッコける子供たちが、みな下手くそなので、ギャグとして成立していない。

私のすぐ前にいた親子(お母さんと娘さん?)は、随所にウケていたけど、どこがどう面白かったのか聞いてみたかった。

これらを考えた人は、頭の中では面白いと思っていたのかも知れないが、やる人・受ける人、それらがちゃんとしてこそ、ギャグは面白いのに。

そういう意味では、やはり日本の子供たちの演技はダメだと思う。
加藤征史郎がひとり目立つようでは、とてもじゃないけど、ハリー・ポッターのような映画は作れないのではなかろうか。

ということで、最初から最後まで唖然としながら見ていたのだけど、ここは楽しそうにヤっているベテラン俳優たちに敬意を表して、評価は「C」にしておきます。

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