映画評541 ~ 世界侵略/ロサンゼルス決戦

今回は「世界侵略/ロサンゼルス決戦」

映画110918-2

ロサンゼルスを舞台に、地球を侵略してきたエイリアンに立ち向かう海兵隊員の死闘を描いたSFアクション。ドキュメンタリー調の戦争映画のスタイルに未確認飛行物体の実録映像などを盛り込み、壮絶な地上戦が展開する。監督は、『テキサス・チェーンソー ビギニング』のジョナサン・リーベスマン

主演は、アーロン・エッカート
共演は、ミッシェル・ロドリゲス、ラモン・ロドリゲス、ブリジット・モイナハン、マイケル・ペーニャ
その他、ルーカス・ティル、アデトクンボー・マコーマック、テイラー・ハンドリー、コリー・ハードリクトなど


<ストーリー>
1942年、ロサンゼルス上空で発光する謎の飛行物体25機を空軍のレーダーがとらえる。その後もブエノスアイレスやソウル、ロンドンでも未知の飛行体が目撃されたが、その真相は不明だった。そして2011年、これまで世界各国で確認されたUFO事件を通して人類を監視してきたエイリアンたちがついに侵略を開始し、ロサンゼルスで海兵隊と市街戦を繰り広げる


いやあ、さすがにハリウッド映画。
とにかくものすごい迫力だし、こんな映像はとても日本映画では撮れないだろうな、と思いながら見ていた。

ただ、内容は「インディペンデンス・デイ」と同じ。

エイリアンが世界中を襲っているというのに、戦いの場はアメリカだけ(今回はロサンゼルス)で、他の国々は一切映らない。
たまたま(?)アメリカでは勝てたとは言え、力は圧倒的にエイリアンの方が強い。
だから、終わった後に「ホントにこれでいいのか?」と思ってしまう。

敵をエイリアンにするのではなく、アフリカとか南米の「某国」での「軍事国家との戦い」という形にすれば、もっと面白かったと思う。

だいたい、エイリアンは弱すぎる。
と言うか、何で負けるの?

あれだけ圧倒的な戦力を持っていながら、わざわざ攻撃の手を緩めたり、狙いが「水」なのであれば、建物なんて関係ないわけだから、とにかく破壊しまくればいいのに、なぜかワナを仕掛けたり、待ち伏せしたり、やっていることがセコすぎる。

それと、あの的の司令部には、誰も守っていなかったのか?
それまでウジャウジャいたエイリアンもほんの数匹いただけ。
簡単に侵入を許したばかりか、防御システムみたいなものが一切なくて、ミサイル攻撃を受けると防戦一方。

それまでは、米軍の一斉爆撃を簡単に阻止するほどの力を見せつけていたのに、アーロン・エッカート率いるたった5~6人?小隊にやられるなんて。

その米軍の前線基地を壊滅した時の状況も何だか違和感があった。
人間はすべて殺され、武器の類は破壊され尽くされていたというのに、なぜか指令室は無傷だった。
だから、作戦地図というのか避難ポイントへの道筋がわかったわけだけど、建物だけ無事とは、エイリアンはいったいどういう攻撃をしたのだろうか。

とにかく「エイリアンたちってバカなの?」と思えるようなことばかり。
だから、冒頭にも書いたように、敵を某国の軍隊にした方が、よほど面白かったのに、と残念でならない。

あと、細かいところでは・・・

エイリアンの急所が右胸であることが判明し、一気に盛り上がるのだけど、あんまり意味があるようには思えなかった。
それでなくても、あれだけメチャクチャに撃っていれば、いつか右胸に当たるだろうに、それまではほとんど死ななかったのに、その後は右胸を狙えば、一発で倒れていた。

あと、ストーリーに書いてあるような1942年云々のくだりは、実はまったくなかった。
エイリアンは、いきなり出てきたし・・・
映画の紹介で「実話を元にした」みたいなことが書いてあったけど、そんな説明というか描写はなかったような気がする。

ということで、迫力はあったのだけど、相手がエイリアンであるがために、何だか中途半端な映画になってしまったと思うので、評価は「C」とします。


ただ・・・

主演のアーロン・エッカートはカッコよかったです。

女戦士を演じさせるには欠かせないミッシェル・ロドリゲスは、今回はちょっと出番が少なかったかも?
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