映画評549 ~ 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

今回は、「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」

映画111029

幾度も映像化や舞台化がされているアレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が映画化したアクション・エンターテインメント

主演は、ローガン・ラーマン
共演は、ミラ・ジョボヴィッチ、オーランド・ブルーム、クリストフ・ヴァルツ、フレディ・フォックス、ガブリエラ・ワイルド
その他、マシュー・マクファディン、レイ・スティーヴンソン、ルーク・エヴァンス、マッツ・ミケルセン、ジュノー・テンプルなど


<ストーリー>
17世紀フランス、銃士にあこがれを抱きパリにやってきたダルタニアン(ローガン・ラーマン)は、気が強く向こう見ずな性格が功を奏したか、あることがきっかけで三銃士の仲間入りを果たすことに。その後、フランス国王側近の裏切りで奪われた王妃の首飾りを取り返すため、イギリスへ向かうことになるが、彼の前には事件の鍵を握るバッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)と正体不明の美女ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が立ちはだかる。


本来の「三銃士」のスケールをでかくしようとして、かえってしょぼくなってしまったような作品だった。

王妃の首飾りのエピソードあたりまでは、原作(人形劇)と同じ。
だけど、飛行船が出てくるあたりで、何だか展開が大雑把になってきた感じ。

だいたい、飛行船の設計図といっても、紙切れが1枚だけ。
こんなので、あんな大きな飛行船がホントに作れるのかどうか。
しかも、後から作った方は改良されていて、さらにデカくなっていた。
あんなに簡単にできるものかね。

この飛行船対決のせいで、本来の「銃士」としての活躍はほとんどなし。
バトルは派手な一方で、結構大雑把なので、せっかくのキャストももったいない感じだった。

まず、主人公のダルタニアンは、田舎者なのはいいとしても、粗野で自信過剰で生意気で短気でおっちょこちょい。
つまり、まったく感情移入できるキャラクターではない。

また、せっかく「悪役をやらせたら当代随一(?)」のクリストフ・ヴァルツが、悪役・リシュリー卿として出演しているのに、思ったほどの悪逆非道ぶりは見られず。

あと、オーランド・ブルームは、初の悪役らしいけれど、今いち迫力不足。
もともと、ヒーローとしても中途半端なだけに、もう少し貫禄が必要だと思う。

しかし、三銃士の3人は、それぞれ渋い感じが出ていてよかったと思う。
ミラ・ジョボヴィッチ演じるミレディも、イメージ通りだろうか。

いずれにしても、せっかくの題材なのに、わざわざSFチックにして、役者を揃えて、結果的に台無しにしてしまったような気がする。
展開には特に違和感はなかったし、CGも良かったのにもかかわらず、何だか、とてももったいない感じだった。
とても期待していただけに残念だった。

ということで、評価は「C」にします。
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