映画評558 ~ 麒麟の翼/劇場版・新参者

今回は「麒麟の翼~劇場版・新参者」

映画120128

東野圭吾のミステリー小説「加賀恭一郎シリーズ」の「新参者」を基に、阿部寛主演で放送されたテレビドラマの劇場版。東京・日本橋で起こった殺人事件の謎に挑む主人公・加賀の姿と、事件に絡む人々の深いきずなを描いていく。メガホンを取るのは、『いま、会いにゆきます』の土井裕泰


主演は、阿部寛
共演は、新垣結衣、溝端淳平、松坂桃李、菅田将暉、山崎賢人、柄本時生、三浦貴広
その他、黒木メイサ、山崎努、劇団ひとり、松重豊、鶴見辰吾、田中麗奈、中井貴一など


<ストーリー>
腹部を刺された状態で8分間も歩き続け、東京・日本橋の麒麟の像の下で息絶えた男性。一方、容疑者の男は逃亡中に事故に遭い、意識不明の重体となる。日本橋署の加賀恭一郎(阿部寛)は事件を捜査するにつれ、関係者の知られざる一面に近づいていく。被害者はなぜ必死で歩いたのか、はたまた加害者の恋人が彼の無罪を主張する理由とは。


これは面白かった。

役者の演技云々は関係ないくらい、話に入り込むことができた、ということは、原作が良かったということだと思う。

ただ、やはり役者陣は、主役級を除けば、レベルはあまり高くなかった。
特に、若い人たちは、何だか思わせぶりな演技ばかりで、「そんなに、オレがもしかしたら犯人かも?みたいな演技をしなくてもいいのに」と思ったものだ。
中でも、ガッキーの恋人役は「何で、こんなブ○イクが?」と思っていたのだが、後で調べてみると、山口百恵・三浦友和夫婦の息子(次男)なんだとか。
道理で、「親の七光り」みたいな感じだった。

あと、劇団ひとりは思った以上にダメだった。

阿部ちゃんは、いつも通り。
低い声での単調なセリフ回しは、何をやっても同じに見えるけれど、さすがに貫禄が出てきただけに、存在感は十分。
中井貴一も、いきなり「殺され役」なのに、随所に存在感のある演技をしていた。

相方役の溝端クンも頑張っていたと思う。

新垣結衣は・・・まずまずでした。


あまり大きなドンデン返しはないけれど、いろんな人間関係や事件が絡み合ったあげくに、最終的に「実は・・・」という展開は申し分なかったと思う。

推理モノだから、あまりネタばらしはできないけれど、違和感のあるところは、ほとんどなかった。

途中、捜査本部が出てくるシーンで、とにかく上司の言うことに賛成してばかりの腰巾着がいたので、ちょっとウザかったけれど、話をぶち壊すほどではなかった。

ということで、あまり期待していなかったこともあるけれど、とても面白かったので、評価は「A」にします。


ただ、本筋と関係のないところだけど、細かいところで言えば・・・

ガッキー演じる中原香織が妊娠しているとわかった時、彼女は「彼(同棲相手の八島冬樹)には、まだ言っていない」と言っていたにもかかわらず、後で彼は「安産を祈念する絵馬を購入していた」という事実が判明する。

どうしてそのことを知ったのだろう、という疑問を呈する場面がなかったのは、ちょっと違和感があった。
ただ、ここは「彼はすでに気が付いていたんだ」の一言で済むような場面だったので、別にいいのだけど・・・

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