映画評565 ~ ヒューゴの不思議な発明

今回は「ヒューゴの不思議な発明」

映画120302

オスカー受賞作『ディパーテッド』など数々の傑作で知られる世界的巨匠、マーティン・スコセッシ監督が初めて3Dでの撮影に挑んだ本格ファンタジー。世界各国でベストセラーとなったブライアン・セルズニックの小説を原作に、父親が残した機械人形に隠された秘密を探る少年の冒険を描く

主演は、エイサ・バターフィールド
共演は、クロエ・グレース・モレッツ、ベン・キングズレー、ジュード・ロウ、レイ・ウィンストン、エミリー・モーティマー
その他、ヘレン・マックロリー、クリストファー・リー、マイケル・スタールバーグ、フランシス・デ・ラ・トゥーア、サシャ・バロン・コーエンなど


<ストーリー>
1930年代のパリ。駅の時計台にひそかに住む孤児の少年ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)の唯一の友達は、亡き父が残した機械人形だった。壊れたままの人形の秘密を探る過程で、彼は不思議な少女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)とジョルジュ(ベン・キングズレー)に出会う。やがてヒューゴは、機械人形にはそれぞれの人生ばかりか、世界の運命すらも変化させてしまう秘密があることに気付く。


いい映画だ。

ただ、予告編を見る限り、最初はSFファンタジーだと思っていた。
例のロボットにハート型の鍵が差し込まれた時、夢のような世界が広がる。
こんな展開だと思っていた。

しかし、実際にはファンタジーというよりは、人間ドラマだ。
昔の映画を回顧する、というのか、初期にモノクロ・サイレントムービーに対して敬意を表したような内容となっている。

アカデミー賞で5部門において受賞した、ということで、ファンタジーなのに、よくノミネートされたなあ、と思っていたら、なるほどそういうことだったのか、という印象だ。


主人公の少年を演じるエイサ・バターフィールドが、なかなかいい。
目力がある、というか、表情が豊かだと思う。

それよりも、相手役のクロエ・グレース・モレッツがかわいい。
彼女も、実は孤児(という設定)なのだが、それを感じさせない明るい子を演じていて、とてもかわいかった。
さっそく「お気に入り」に入れました!?

予想とはストーリーがまったく違っていたけど、なかなかいい感じだった。

登場人物に悪い人はいない。

少年を捕まえようとする鉄道公安官も、実は戦争で片足を失っていて、花屋の女性に恋しているが、なかなか声を掛けられない、というシャイな部分も持ち合わせている。
職務に忠実な男なのだが、最後は捕まえた少年を解放する。

過去の英雄を演じるのがベン・キングズレー、そして図書館の管理人を演じるのがクリストファー・リー、この二人のベテラン俳優もいい味を出していた。

ただし、全体的にはやや凡庸か。
昔の映画の撮影風景も出てきて、なかなか楽しい場面もあるものの、特に大きな盛り上がりはない。
やはり、悪人がいない、ということは、ドキドキ・ヒヤヒヤ感があまりない、ということが影響しているのだろうか。

しかも、SFファンタジーだと勝手に思い込んでいただけに、ちょっと肩透かしを食った感じもする。
だいたい、ヒューゴは何も発明していないし。

とは言え、クロエ・グレース・モレッツがとても気に入ったので・・・

評価は「B」にします。

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