映画評570 ~ ドライブ

今回は「ドライブ」

映画120401-1

スタントマンと逃がし屋の二つの顔を持つドライバーの姿をクールに描き、欧米の評論家の称賛を浴びたクライム・サスペンス。昼と夜では別の世界に生きる孤独な男が、ある女性への愛のために危険な抗争へと突き進んでいく。メガホンを取ったデンマーク人監督ニコラス・ウィンディング・レフンは、本作で第64回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。『ブルーバレンタイン』のライアン・ゴズリングと、『17歳の肖像』のキャリー・マリガンの演技派が出演。緊迫感あふれるバイオレンスとフィルム・ノワールのような雰囲気、ジェットコースターのような展開から目が離せない。


主演は、ライアン・ゴズリング
共演は、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、クリスティナ・ヘンドリックス
その他、ロン・パールマン、オスカー・アイザック、アルバート・ブルックスなど


<ストーリー>
天才的なドライブテクを武器に、昼は映画のカースタント、夜は強盗逃し専門の運転手をしているドライバー(ライアン・ゴズリング)。ドライバーはアイリーン(キャリー・マリガン)にひそかに思いを寄せていたが、彼女には服役中の夫スタンダード(オスカー・アイザック)がいた。ある日、服役から戻ってきたスタンダードがガレージで血まみれで倒れている姿をドライバーが目撃し・・・


なかなか面白かった。

まだ30歳そこそこのライアン・ゴズリングが、クールで強い男を演じていて、新たなヒーローの誕生を思わせるような作品だ。

出演者は少なかったが、それぞれ存在感のある人ばかりだったし、ヒロインもかわいかった。

ただ、雑誌で見た映画評論家たちの評価がエラく高かったので、もう少し期待していた。

いや、違和感のあるところなど、ほとんどなかったし、ダラダラ感もなかった。

しかし、何と言えばいいのか、スローが多すぎたような気がする。

スローモーションではなくて、スローな場面。
つまり、主人公がほとんど動かなくて、じっとしたままなので、次に何かが起こるのではないか、思ってしまうのだが、何も起きなかったりする場面が何度かあった。

最初はスローモーションかと思っていたのだが、どうもそうではない。
そんな場面がやたらと多かった気がした。

私には、その狙いがよくわからなかった。
少なくとも、解説にあるような「ジェットコースターのような展開」とはとても思えなかったし。


あと、細かいところで言えば・・・

主人公たちが悪者たちに騙されたとわかってから、主人公も悪者たちも、お互いに相手を殺そうとするのだけど、それぞれがあまり警戒しているようには見えない。

悪者側は、「高をくくっていた」と理解できないこともないが、主人公側が無防備すぎる気がした。

特に主人公の雇い主であるシャノンは、どう考えたって自分も危ない状況なのに、すぐには逃げないで、のんびりし過ぎているように思えた。

それから、ヒロインのアイリーンに対しても、主人公があまり用心しているようには見えなかった。
子供とともに、一番危ない立場なのに。

そして、最後。

主人公は、逃げ切ったのか、それとも死んだのか。
逃げ切ったような描き方だったけど、どうも州都半端な感じがした。


とは言え、最初にも触れたように、全体的には大きな違和感がなかったので、そこそこ楽しむことはできた。

まあ、期待し過ぎた分を差し引いて、評価は「B」にしておきます。

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