映画評576 ~ タイタンの逆襲

今回は「タイタンの逆襲」

映画120423-1

『タイタンの戦い』のサム・ワーシントン、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズが再集結したアクション大作。今回は長年地上を治めてきた神々三兄弟の残忍な父、クロノス率いるタイタン族との世界の存亡をかけた激しい戦いを描き切る。監督を務めるのは『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のジョナサン・リーベスマン。『007/ダイ・アナザー・デイ』のロザムンド・パイクら豪華キャストが共演を果たした壮大なストーリーに息をのむ


主演は、サム・ワーシントン
共演は、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、ダニー・ヒューストン、エドガー・ラミレス
その他、ロザムンド・パイク、ビル・ナイ、トビー・ゲイル、ジョン・ベルなど

<ストーリー>
魔物クラーケンを倒してから10年、ペルセウス(サム・ワーシントン)は男手一つで息子を育てていた。そんな折、神々とタイタン族の地上の支配権をめぐる戦いは日ごとに激しさを増していく。神々の王ゼウス(リーアム・ニーソン)と人間の母の間に誕生したペルセウスは、冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)の父への裏切りを知り・・・


いわゆるスペクタクル映画というのか、神々と人間が入り混じって戦う、という壮大なスケールのアクションものである。

こういうのは基本的には大好きなので、少々のことがあっても、だいたい楽しめる。

ということを踏まえても、今回の評価は「C」にします。


出演者は豪華だ。

最近売り出し中のサム・ワーシントンに、この手の映画ではもはや常連となったリーアム・ニーソン、その他レイフ・ファインズ、ロザムンド・パイクなど、お馴染みの面々が出ている。

題材も、ギリシヤ神話のゼウス、ポセイドン、ハデスなど、これまたお馴染みのものだ。

これで面白くない映画ができるはずがない。
普通ならそう思う。

では、なぜ「C」にしたのか。

まず、展開が早すぎてよくわからない。

途中にある、戦いで言えば「駆け引き」だとか、内面で言えば「葛藤」だとか、そういったものがほとんどない。
ただ、とにかく物語がポンポンと進んでいくだけ、という感じがした。


さらに、ゼウスとかポセイドンなど、お馴染みの連中を出した意味があまりない。

ゼウスは「全能」でもなんでもないし、だいたい最後には死ぬ。
ポセイドンも、早い段階で死ぬ。

しかも、神様たちが、お互いに親子・兄弟間で裏切ったり、反省して味方に戻ったり、人間よりもよっぽど人間的だ。

登場人物をわざわざ神様にする必要がなかった、という気さえする。


そして、肝心の主人公・ベルセウスが、どうしてあんなに強いのか、さっぱりわからない。

ラスボスは、ただの化け物なんだけど、実はゼウスたちの父親だなんて、何だかわけがわからないシロモノだ。

当然のことながら、ゼウスたちよりも強いのだけど、そんな化け物を、ベルセウスは割と簡単に倒してしまう。

その直前のアレスとの戦いでは、とてもじゃないけど勝てそうになかったのに・・・

何だか知らないけど、ムチャクチャ強い。

冒頭で、ゼウスが「お前は人間であるがゆえに、ある意味神よりも強い」みたいなセリフを言う場面があるが、それはこういう疑問を持つ人にために、あらかじめ用意した言い訳のような気がする。



そんなこんなで、いくら大好きなジャンルであっても、ここまで展開がわけがわからないと、あまり楽しめない。

ヒロインも、何だか中途半端な存在だったし・・・

というわけでの「C」です。

ちょっと残念でした。

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