映画評579 ~ 外事警察 その男に騙されるな

今回は「外事警察 その男に騙されるな」

映画120602

対国際テロ捜査に奔走する「日本のCIA」警視庁公安部外事課の活躍を描いた、NHKの人気テレビドラマを映画化したサスペンス。『静かな生活』の渡部篤郎、『クライマーズ・ハイ』の尾野真千子ら、再結集を果たしたテレビドラマ版のメンバーに加え、『食客』のキム・ガンウ、『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』のイム・ヒョンジュンなど、韓国の実力派俳優が共演。韓国に実在する防空壕でロケを敢行し、2日間40時間を費やして撮り上げたという銃撃シーンも見ものだ。

主演は、渡部篤郎
共演は、キム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、田中泯、イム・ヒョンジュン
その他、北見敏之、渋川清彦、山本浩司、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌など


<ストーリー>
東日本大震災の混乱が続く、2011年の日本。原子力関連部品のデータが、某大学の施設から盗み出される事件が発生する。警視庁公安部外事課の住本(渡部篤郎)は、不正輸出にかかわっているとマークしていた奥田交易の社長夫人・果織(真木よう子)の経歴や行動パターンを調査。彼女を協力者として取り込む住本だったが、何者かに刺されてしまう。やがて、その襲撃が日本にひそんでいる韓国人工作員から警告であることが判明する。


ちょっと期待しすぎたかも知れない。

たいしたドンデン返しもなく、展開もそれほど意外性はなかった。

「2日間40時間を費やして撮り上げたという銃撃シーン」も、そんなに言うほどではなかったし・・・


主演の渡部篤郎は、いつものように聞き取りにくい低い声だったけど、あまり貫禄が感じられない。
何よりも、あそこまで華奢だったとは思わなかった。
あれでは、乱闘や撃ち合いは無理だろう。

ヒロイン役の真木よう子は、「SP」のようなカッコいいお姉さんではなかったが、なかなか存在感のある演技をしていたと思う。

遠藤憲一や石橋凌など、渋い脇役を使っていたのはいいけれど、怪優・余貴美子を内閣官房長官として起用したのはどうなんだろう。
ただ単に「脳内お花畑」である日本の役人を演じさせていただけなので、普段のような独特の存在感が消されたのは残念だ。

もともとはNHKのドラマらしいけど、そんなに評判が良かったのだろうか。

タイトル(副題)にもあるような「この男に騙されるな」というほどの非道な「騙し」はしていなかったような感じだし、キャラクターそのものが弱い感じがする。

そんなことより・・・

事前に何も調べていかなかったので、まさか韓国・朝鮮に関わる物語とは思わなかった。

日本でやりたい放題やっているあいつらが、この映画でもやりたい放題をやっている。
ほとんど実話みたいなものだろう。

特に最後の方に、やたらと「このチョッパリが」というセリフが出てくるのが不快だった。

ただ、こいつらの言うことの中で正しいことがあるとすれば、「お前たちは甘すぎる」というセリフだろう。

「まさか、日本国内でこんなことがあるわけがない」という、まさに官房長官のセリフにもあるような、「有事は、起こらないと思い込めば起こらない」という警告を日本に対してするつもりだったのなら、この映画は正解かも知れないけど・・・


ということで、内容はまずまずだったけど、いろいろ不快な面もあったので、評価は「C」にします。
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