映画評594 ~ 最強のふたり

今回は「最強のふたり」

映画120909-1

車いすで生活している大富豪と介護者として雇われた黒人青年が垣根を越えて友情を結ぶ、実話を基にしたヒューマン・コメディー。年齢や環境、好みも異なる二人が、お互いを認め合い、変化していくプロセスを描いていく。監督は、本作が長編4作目となるエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュのコンビ。主演は、『歌え! ジャニス★ジョプリンのように』のフランソワ・クリュゼと『ミックマック』のオマール・シー

主演は、フランソワ・クリュゼ
共演は、オマール・シー、アンヌ・ル・ニ、オドレイ・フルーロ
その他、クロティルド・モレ、アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、トマ・ソリヴェレ、シリル・マンディなど


<ストーリー>
不慮の事故で全身麻痺になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者を探していた。スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィリップは彼を採用することに。すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいく。


これは良かった。

予告編で見て「これはいいかな?」と思っていたし、評判も良かったようなので見たのだけど、予想通りというか、予想以上に良かった。

いちおうコメディとはなっているけど、ほのぼの感動映画と言っていいと思う。

実話に基づいた映画ということだけど、大富豪と黒人青年との関係が実にいい。

フィリップのような大富豪に対しては、たいていの介護士は気を使ったり、言葉使いが丁寧すぎたりしそうなものだけど、黒人青年ドリスには、まったくそういうことがない。
しかし、それは「横柄」というよりは、障害者に対して差別をしていない、すなわち「同情」なんかしていない、ということでもある。

このあたりの描写も、特に説明調のセリフで語るのではなく、ちょっとした会話で表現している。

しかも、あちこちに笑いを散りばめていて、これが結構面白い。

フランス映画なので、全編フランス語だから、話している内容はほとんどわからなかったので、字幕だけのイメージでしかないけど、雰囲気はちゃんと伝わってきた。

全体の構成も良かったと思う。

別に映画の撮り方とかエラそうに語る資格はないと思うが、冒頭に流れるシーンが、後半になって断片的な形で出てくるやり方は、思わず「なるほどねえ。そういうことか」と思ったほど。

あまりうまく表現できないけれど、とにかく良かったと思う。

ということで、評価は今年初の「S」にします。

いやホント、いい映画でした。
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