映画評600 ~ 推理作家ポー 最期の5日間

今回は「推理作家ポー 最期の5日間」

映画121014

「モルグ街の殺人」「黒猫」など数々の推理小説で著名な作家エドガー・アラン・ポーの最期の日々を大胆な発想で描いたサスペンス・スリラー。ポーの著作を模倣した連続殺人事件が起きたことで、事件解明のために彼自身が捜査に加わり殺人鬼を追い詰めていく。主人公ポーには『2012』のジョン・キューザック、共演には『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のルーク・エヴァンス、『ヒットマンズ・レクイエム』のブレンダン・グリーソンらが集結。『Vフォー・ヴェンデッタ』のジェームズ・マクティーグ監督による、作品の世界観を表現した映像にも注目。

主演は、ジョン・キューザック
共演は、ルーク・エヴァンス、アリス・イヴ、ブレンダン・グリーソン、ケヴィン・マクナリー
その他、オリヴァー・ジャクソン=コーエン、ジミー・ユール、パム・フェリス、ブレンダン・コイル、マイケル・シャノン

<ストーリー>
1849年のボルチモア。ある殺人事件を担当することになった若手刑事エメット・フィールズ(ルーク・エヴァンス)は、事件が推理作家エドガー・アラン・ポー(ジョン・キューザック)の作品によく似ていることを察知。貧乏で酒におぼれる生活を送るポーは容疑者とみなされるが、捜査が進められる中、彼の著作をまねるように連続殺人が発生。その後、自らのアリバイが証明されたポーは、事件解明のため捜査に加わるが・・・


結構エグい映画だった。

やたらと死体が出てくるし、わざわざ血まみれの姿を映してくれる。

さて、内容の方だけど・・・

ホームズがウケたから、今度はエドガー・アラン・ポーを持ってきたのかも知れないけど、知名度の点で言えば今いちだろう。

作品にしても「モルグ街の殺人」と「盗まれた手紙」くらいしか知らないし、推理作家の他にも恐怖小説の側面もあるので、たぶんこんな映画になったのだと思う。

ただ、結論から言えば、あの男を犯人にするのはちょっと強引な感じもする。

何せ、そのための伏線は何もないし、終盤になって、突如出現してきた感じだ。

しかも、その犯行動機というのが、ポーのファンだから、というのはどうなんだろう。

もしポーに新たな作品を書かせようというのが目的だとしたら、わざわざあんな小細工(大かがりな工作?)をして、しかも彼の小説に似せて陰惨な殺人まで犯すなんて、頭おかしすぎるだろう。

さらには、ポー本人まで殺そうとするなんて、意味がわからない。

ついでに言うと、あの舞踏会の中で、いったいどうやってエミリーを誘拐したのか、さっぱりわからない。

と言うか、あの程度の騒ぎでは、たぶんムリだと思う。

それと、ポーを初めとする面々を教会におびき出す場面も違和感バリバリ。

おびき出すだけでいいのだから、自分自身があそこで待機している理由などないはず。

たまたまアホな警官が一人で現れたものだから良かったものの、普通ならフィールズ刑事たちに見つかって終わり!とい場面だろう。

とにかく犯人のやることが理解できない。


それまでは、割とハラハラ・ドキドキの展開だったのに、犯人が判明した結果、逆に映画の印象が悪くなってしまった。


とは言え、全体としてはまずまず?

登場人物で言えば、ジョン・キューザック演じるポーは、何だかダサい感じがするし、むしろルーク・エヴァンス演じるフィールズ刑事の方が存在感があった。

あと、「おい、犯人はいったいどうなるんだ?」と思っていたら、最後の最後その結末が待っていたところは、ややほっとした。


ということで、最後にはエラくがっかりしたけど、途中まではまずまずだったので、評価としては「C」にしておきます。


区切りの600本目がこんな感じで、ちょっと残念!
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