映画評607 ~ カラスの親指

今回は「カラスの親指」

映画121202

「月と蟹」で直木賞に輝いた作家、道尾秀介の小説を実写化。ワケありの詐欺師コンビが、ひょんなことから共同生活を送ることなった姉妹と青年と共に一世一代の勝負に挑む姿を活写する。『テルマエ・ロマエ』の阿部寛とベテラン芸人の村上ショージが詐欺師コンビにふんし、絶妙な掛け合いを披露。共演には『北の零年』の石原さとみ、『グッモーエビアン!』の能年玲奈、『トウキョウソナタ』の小柳友など、バラエティー豊かな顔ぶれが集結。全編にちりばめられた伏線が一気に回収される、ラスト20分に圧倒。

主演は、阿部寛
共演は、村上ショージ、石原さとみ、能年玲奈、小柳友、古坂大魔王
その他、ベンガル、ユースケ・サンタマリア、市川佳代子、なだぎ武、上田耕一、鶴見辰吾など


<ストーリー>
ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と、どこかマヌケな相棒のテツ(村上ショージ)。ある日、ひょんなことからまひろ(能年玲奈)という少女と知り合ったのをきっかけに、二人は彼女と姉のやひろ(石原さとみ)、その恋人の貫太郎(小柳友)と共同生活を送るハメになってしまう。全員が不幸な生い立ちを背負っていたこともあり、彼らは次第に奇妙な絆を育んでいく。そんな中、タケが過去に自分が引き起こした事件が深く関わった大勝負に挑むことになる。テツやまひろたちも一致団結し、一大詐欺作戦が動き出すが・・・


これは意外だった。

終盤までは、普通のコメディだと思っていて、いろいろ苦労しながらも、最後闇金屋に復讐して終わり!という展開だと思っていた。

「ドンデン返し」がある、のは何となく知っていたが・・・

最後、ああいう結末になるとは、さすがに予想できなかった。

「まひろ」と「やひろ」と共についてきた貫太郎に何かあるのかな?とは思っていた。

しかし、問題はそういうことではなく、もっと根本的なことだったとは・・・


冒頭で、ユースケ・サンタマリアが「コーチ屋」に騙されるサラリーマンを助けるフリをして、実は自分が騙された、というシーンは、「あんなヤツいないだろう」という感じだった。

終盤の闇金屋との攻防も「まあ、現実にはムリだろうな」という展開だ。

闇金の兄ちゃんたちがアホすぎたので成功したようなものの、ちょっと「甘いな」という流れだった。

しかし、それが最後の最後で、「ひっくり返った」というよりは、「きれいにまとまった」という感じだろうか。

前半はそこそこだったけど、フィニッシュをうまく決めたみたいな・・・

タイトルの「カラスの親指」って、そういう意味だったのね、という感じ。


出演者で言えば・・・

主演は阿部寛だけど、映画全体の鍵を握っているのは村上ショージだ。

映画初出演ということで、ややセリフ回しが単調だったけど、なかなかの存在感だったと思う。

ヒロイン役の能年玲奈がかわいいし、いい味を出していた。

その姉役のバカ女が石原さとみだと知らなかった。
こういう役が合っているのかも知れない。


ということで、内容も知らず、もちろん期待もしていなかった割には結構面白かったので、評価は「B」にします。

まあ、「感動した」という感じではなかったけれど・・・
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