映画評609 ~ ONE PIECE Film Z

今回は「ONE PIECE Film Z」

映画121228

世界中に熱狂的ファンを持つコミック「ワンピース」の劇場版第12作目で、新章「最後の海 新世界編」を基にした冒険アニメ。ルフィたち麦わらの一味がNEO海軍を自称する元海軍大将のゼットらと、新世界の運命を懸けた壮絶な死闘を繰り広げる。原作者の尾田栄一郎が前作に続き総合プロデューサーとして名を連ね、脚本に鈴木おさむ、オープニングテーマにPerfumeのプロデュースを手掛ける中田ヤスタカが参加。『プリキュア』シリーズに携わってきた長峯達也がメガホンを取る。


<ストーリー>
偉大なる航路の後半の海、新世界のとある島。NEO海軍を自称する元海軍大将・ゼットらは巨大なエネルギーを持つ鉱物、ダイナ岩を盗み、その破壊力で全海賊抹殺を企てていた。一方、新世界を航海中のルフィたち麦わらの一味のもとに、右腕に大型の武器を装着し、けがを負ったゼットが現れ、ルフィたちは介抱する。しかし目覚めたゼットはルフィたちに襲い掛かる。


このシリーズは、荒唐無稽な設定で、ムチャクチャな展開をするマンガだけど、意外と泣かせる結末なので、一昨年初めて見た時に、結構感動してしまった。

今回も同じ。

登場人物は、とにかく変な能力を持ったヤツばかりだけど、その設定に違和感を持っているようでは、中に入っていけない。

途中までは、「どうせ、また最後にルフィが勝って終わりだろ」と思うような展開だった。

ただ、今回の悪役(?)ゼットはちょっと違う。

そもそも、海軍時代の部下を皆殺しにされたり、妻子を殺されたりした過去があるので、「海賊を全滅させる」と息巻いている。

その怒り・憎しみはとてつもないもので、目的のために一般の市民がどうなろうと関係ない。

しかし、ゼットの言っていることは、至極真っ当なことで、どちらかと言うと「海賊王になる」と宣言しているルフィよりも「理」がある。

しかも、ゼットの他に悪役キャラ風のボルサリーノがいたり、逆にゼットの忠実な部下であるアインは、とても悪人には見えない。

だから、ゼットをボコボコにするという結末が想像できない。

そう思っていたら、最後にものすごい対戦の後、泣かせる場面が出てくる。

「なるほどね」と納得する場面だ。


変な主人公とその仲間変なヤツらが、変なヤツら相手にわけのわからない闘いを展開する変なマンガなのに、ホントによくストーリーが練れていると思う。

この手のマンガにあんまりストーリーにツッコんでもしょうがないので、やめておきます。

ということで、面白かったので評価は「B」にします。


それにしても・・・

どうして、ボルサリーノを田中邦衛みたいな顔にしたの?

これまたカッコいいキャラだったクザン(青雉)は松田優作風だったが、これは何となくわかるのだけど・・・

よりによって田中邦衛って・・・意味がわからん!


あと・・・

アインの声を篠原涼子がやっていたとは。

鼻にかかった声で、ちょっと「ヘタだな」と思っていたら、案の定・・・

だから、あれほどタレント(女優も同じ)を安易に使うな、と多くの人が言っているというのに。
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