映画評614 ~ 明日の空の向こうに

今回は「明日の空の向こうに」

映画130126

旧ソ連の貧しい村に住む3人の孤児の少年が、豊かな暮らしを求めて国境越えの旅に出る人間ドラマ。幼い子どもたちの世界を詩情豊かに描いたストーリーは、第61回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門グランプリや平和映画賞を受賞したほか、世界各国で高い評価を得た。メガホンを取るのは、『木洩れ日の家で』『僕がいない場所』などで知られるポーランドの女性監督ドロタ・ケンジェジャフスカ。幼くして過酷な日々を送る少年たちの姿に胸が締め付けられる。

出演は、オレグ・ルィバ、エウゲヌィ・ルィバ、アフメド・サルダロフなど

主演とか共演とかいう区別はできないし、この3人がメインだし、そもそも他の出演者が書いていなかった・・・

2人ルィバがいるけど、たぶん本当の兄弟なんだろう。

<ストーリー>
ポーランドと旧ソ連の国境沿いに位置する貧しい村、身寄りもなく鉄道の駅舎で寝泊りしている3人の幼い少年たちは、物乞いや盗みをしながら日々を過ごしていた。外国に行けば豊かな暮らしができると夢見て、彼らは国境を越える冒険の旅に出る。道中出会った人々に支えられ、さまざまな試練を乗り越えた少年たちは、ようやくポーランドの町にたどり着くが・・・


ほのぼの映画だと思っていた。
もしかして、ちょっと感動できるかも?という期待もあった。

ただ、何というのか、途中の説明がまったくない。

いきなり子供たち3人が国境を越える旅に出かけるし、その手段も何のために行くのかも、一切説明がない。

ただ、状況から何となく察することができるだけである。

あと、国境を越える場面が一番のクライマックスかと思っていたら、そうでもなく、割と淡々と進む。

そして、何とかポーランドへたどり着き、そこの町の警察で、ちょっと親切な警察官に出会うので、「ハッピーエンドか?」と思っていたけど、そうではない。

最後にポーランドの小さな女の子が出てくるので、何か感動できるシーンが見られるのかと思っていたけど、それもなかった。

そして、最後は3人ともロシアに送り返されて終わり。

ただ、悲しい結末ではない。
最初逃げる時に、一番年長の子が「オレは王様になってここへ戻ってくる」という話をするのだが、それを思い出して、それで3人で笑って終わり。

「誰だよ、王様になって戻ってくる、って言ったヤツは」
「ははは、そうだよ。その前に戻ってきちゃったじゃないか」
「そうだよな、王様だもんなあ」

こんな感じだろうか。

最初から最後まで少し「どうなるんだろう」という期待があるものの、一向に盛り上がることなく、3人の仲が言いのか悪いのか、さえもよくわからないうちに終わってしまう。

一番年下の子が、割とかわいい子で、おそらく主人公格なんだろうけど、ちょっと大人びすぎている。

だから、感情移入できる登場人物はほとんどいなかった。

この映画が、よく映画賞なんか取れたよなあ、という気はする。


ということで、「???」という感じが満載だったけど、腹が立つというほどでもなかったので、評価は「C」にします。


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