映画評621 ~ ダイ・ハード/ラスト・デイ
今回は「ダイ・ハード/ラスト・デイ」

大事件に巻き込まれる不運でタフな刑事ジョン・マクレーンをブルース・ウィリスが演じる、大ヒット・シリーズの第5弾。モスクワで警察のお世話になってしまった息子ジャックを引き取りに向かったマクレーンが、ロシアの命運を左右する陰謀に巻き込まれていく姿を壮大に活写する。『マックス・ペイン』のジョン・ムーアが監督を務め、テレビドラマ「スパルタカス」で注目されたジェイ・コートニーがジャックを熱演。ジョンとジャック親子の掛け合いや連携バトルに加え、ヘリや装甲車も動員したド派手な見せ場にも注目したい
主演は、ブルース・ウィリス
共演は、ジェイ・コートニー、セバスチャン・コッホ、ラシャ・ブコヴィッチ、コール・ハウザー、ユーリア・スニギルなど
<ストーリー>
久しく会っていなかった息子ジャック(ジェイ・コートニー)がロシアでトラブルを起こした上に、ある裁判の証人となったと知らされた刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)。身柄を引き取りに現地を訪れた彼だが、そこでテロ事件に巻き込まれてしまう。相変わらずの運の悪さを呪いながらも、混乱状態に陥った状況下でジャックと再会するマクレーン。しかし、なぜか親子一緒に次期ロシア大統領候補の大物政治家、大富豪、軍人らが複雑に絡む陰謀の渦中へと引きずり込まれるハメになる。
一言で言うと・・・
ムチャクチャ!
何がって、設定から展開からアクションから何から何まで。
いくら「事件に巻き込まれる不幸な男」だとは言え、あんな風にしなくてもいいじゃん、って感じ。
一番ヒドいのが、やっぱりチェルノブイリだろう。
核兵器を作るための濃縮ウランを何とか題材にしたい、というところだろうけど、いきなりチェルノブイリはないだろう。
主人公たちは、まったくの無防備で突入してるし。
しかも、何だ?あの「放射能の中和剤」って・・・
主人公たちが防護服を着る余裕がない、ということで、あんな設定にしたのだろうけど、ムチャクチャもいいところ。
あと、ドンデン返しをしたいがために、出てくる連中が味方なのか敵なのか、さっぱりわからない。
と言うか、ちょっとおかしいだろう。
悪党の一人が、身内と共謀してもう一人の悪党を嵌める、という設定はいいのだけど、じゃあアンタの周りにいたヤツらは、いったいどっちの味方なんだ?ということ。
すぐ近くで裏切りが行われているというのに、その他の連中がまったく動じない、ということは、最初から味方だった、ということになるけど、だとしたら、冒頭のあの奪還騒動は、いったい何なの?
そのあたりがあまり気にならないくらい展開が早いので、「あれ?ホントはどうなの?」と考えるヒマがないのは、もしかして製作者側の勝利なのか?
それと、あの女はかなりのアホだ。
うまいこと主人公たちを騙すところまではいいのだけど、最後ヘリコプターでビルに突撃するなんて、頭がおかしいとしか言いようがない。
というか、そんなヤツいるか?
もちろん、街中でドンパチやっても、まったく警察から追われないとか、ロシアなのにアメリカ国内と同じように好き勝手やっている、というのは、物語の性質上しょうがない。
でも、ちょっと安易すぎる、という感じがいっぱいだった。
まあ、100分弱という時間だったので、あっという間に終わったので、それほど「見て失敗した!」というほどでもなかったけど・・・
テレビで放映しても、見たいというレベルではありません。
ということで、評価は「C」にします。

大事件に巻き込まれる不運でタフな刑事ジョン・マクレーンをブルース・ウィリスが演じる、大ヒット・シリーズの第5弾。モスクワで警察のお世話になってしまった息子ジャックを引き取りに向かったマクレーンが、ロシアの命運を左右する陰謀に巻き込まれていく姿を壮大に活写する。『マックス・ペイン』のジョン・ムーアが監督を務め、テレビドラマ「スパルタカス」で注目されたジェイ・コートニーがジャックを熱演。ジョンとジャック親子の掛け合いや連携バトルに加え、ヘリや装甲車も動員したド派手な見せ場にも注目したい
主演は、ブルース・ウィリス
共演は、ジェイ・コートニー、セバスチャン・コッホ、ラシャ・ブコヴィッチ、コール・ハウザー、ユーリア・スニギルなど
<ストーリー>
久しく会っていなかった息子ジャック(ジェイ・コートニー)がロシアでトラブルを起こした上に、ある裁判の証人となったと知らされた刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)。身柄を引き取りに現地を訪れた彼だが、そこでテロ事件に巻き込まれてしまう。相変わらずの運の悪さを呪いながらも、混乱状態に陥った状況下でジャックと再会するマクレーン。しかし、なぜか親子一緒に次期ロシア大統領候補の大物政治家、大富豪、軍人らが複雑に絡む陰謀の渦中へと引きずり込まれるハメになる。
一言で言うと・・・
ムチャクチャ!
何がって、設定から展開からアクションから何から何まで。
いくら「事件に巻き込まれる不幸な男」だとは言え、あんな風にしなくてもいいじゃん、って感じ。
一番ヒドいのが、やっぱりチェルノブイリだろう。
核兵器を作るための濃縮ウランを何とか題材にしたい、というところだろうけど、いきなりチェルノブイリはないだろう。
主人公たちは、まったくの無防備で突入してるし。
しかも、何だ?あの「放射能の中和剤」って・・・
主人公たちが防護服を着る余裕がない、ということで、あんな設定にしたのだろうけど、ムチャクチャもいいところ。
あと、ドンデン返しをしたいがために、出てくる連中が味方なのか敵なのか、さっぱりわからない。
と言うか、ちょっとおかしいだろう。
悪党の一人が、身内と共謀してもう一人の悪党を嵌める、という設定はいいのだけど、じゃあアンタの周りにいたヤツらは、いったいどっちの味方なんだ?ということ。
すぐ近くで裏切りが行われているというのに、その他の連中がまったく動じない、ということは、最初から味方だった、ということになるけど、だとしたら、冒頭のあの奪還騒動は、いったい何なの?
そのあたりがあまり気にならないくらい展開が早いので、「あれ?ホントはどうなの?」と考えるヒマがないのは、もしかして製作者側の勝利なのか?
それと、あの女はかなりのアホだ。
うまいこと主人公たちを騙すところまではいいのだけど、最後ヘリコプターでビルに突撃するなんて、頭がおかしいとしか言いようがない。
というか、そんなヤツいるか?
もちろん、街中でドンパチやっても、まったく警察から追われないとか、ロシアなのにアメリカ国内と同じように好き勝手やっている、というのは、物語の性質上しょうがない。
でも、ちょっと安易すぎる、という感じがいっぱいだった。
まあ、100分弱という時間だったので、あっという間に終わったので、それほど「見て失敗した!」というほどでもなかったけど・・・
テレビで放映しても、見たいというレベルではありません。
ということで、評価は「C」にします。
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