映画評646 ~ エリジウム

今回は「エリジウム」

映画130921

『第9地区』が第82回アカデミー賞作品賞などにノミネートされた新鋭ニール・ブロムカンプ監督が、マット・デイモンを主演に迎えたSFアクション。22世紀、富裕層だけが居住を許されるスペースコロニー“エリジウム”を舞台に、虐げられた地球の住人の反撃をハードに描く。マットのほか、ジョディ・フォスターや『第9地区』『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』のシャールト・コプリーが出演。ブロムカンプ監督の斬新なアイデアや演出に期待

主演は、マット・デイモン
共演は、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー、アリシー・ブラガ
その他、ディエゴ・ルナ、ワグネル・モウラ、ウィリアム・フィクトナー、ファラン・タヒールなど


<ストーリー>
2154年。スペースコロニー“エリジウム”で生活する富裕層はパーフェクトな居住空間で過ごす一方、荒廃した地球に暮らす貧困層はひどい搾取に苦しんでいた。エリジウム政府高官のローズ(ジョディ・フォスター)が地球の人間を消そうと動く中、地球で暮らすマックス(マット・デイモン)はエリジウムに潜入することを決意。残り5日しかない寿命を懸けて戦いに挑む。


いい終わり方だったと思う。

とにかく、「主人公さえ助かれば、後は何人死のうが関係ない」という展開が多いだけに、この映画はそうではなかったので、最後ほっと(?)した。

ストーリーそのものは、別に目新しいものではなく、展開も平凡だった。

というより、何の説明もない前提の中で話が進んでいく上に、登場人物がごく限られているので、スケールの大きさは感じない。

見ていて「これってどうなの?」というものも結構ある。

貧富の差が激しいとは言え、貧困層なのになぜかものすごい技術や武器を持っていて、いつでも「エリジウム」を乗っ取れそうな雰囲気だし、一方の「エリジウム」も、そんな連中に簡単に侵入されるなど、セキュリティが甘すぎる。

また、その「エリジウム」を作った大物であるはずの大会社・社長が、なぜか危険極まりない貧困地域(地球)に常駐していて、しかもわずかな護衛しかついていない。

ジョディ・フォスター演じる長官も、あくどいヤツの割には、貧困層に住んでいるエージェントに対する接し方がバカ丸出しだ。

凶悪な連中なのに、なぜか単独で会いに言って、「アンタ、もうクビよ」と通告し、案の定殺される。

相手が怒ることくらい考えなかったのか?と思えるほどアホな行動だ。

同じ監督作品である「第9地区」は、独創性もあり、かなり面白かったけど、この作品はそれと比べても、ちょっとレベルが落ちると思う。

とは言え、安易な終わり方ではなかったので、その点を踏まえて、評価はちょっと甘めに「B」にします。


主演のマット・デイモンは、ここのところいい芝居をしていると思う。

ガキっぽさが消えて、貫禄も出てきたし、今や堂々の存在感がある。

ジョディ・フォスターは、初の悪役らしいけど、元々キツい顔なので、こういう役は合っているかも知れない。
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