映画評661 ~ 鑑定士と顔のない依頼人

今回は「鑑定士と顔のない依頼人」

映画140117

名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、刺激的な謎をちりばめて紡ぐミステリー。天才鑑定士が姿を見せない女性からの謎めいた鑑定依頼に翻弄されていくさまを、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの音楽に乗せて描く。偏屈な美術鑑定士には、『シャイン』などのジェフリー・ラッシュ。共演には『アップサイドダウン 重力の恋人』などのジム・スタージェス、ベテランのドナルド・サザーランドらが名を連ねる。

主演は、ジェフリー・ラッシュ
共演は、シルヴィア・フークス、ジム・スタージェス、ドナルド・サザーランド
その他、フィリップ・ジャクソン、ダーモット・クロウリーなど


<ストーリー>
天才的な審美眼を誇る美術鑑定士ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、資産家の両親が遺した美術品を査定してほしいという依頼を受ける。屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレア(シルヴィア・フークス)は決して姿を現さず不信感を抱くヴァージルだったが、歴史的価値を持つ美術品の一部を見つける。その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は・・・


いやあ、こんな物語だとは思わなかった。

実は、この映画がミステリーだということは後で知ったのだけど、もちろんあのまま終わるとは思っていなかったけど・・・

主演がジェフリー・ラッシュだったので、あんな展開は予想していなかった、というのもある。

あまり書くとネタバレになるので書かないけど、少ない登場人物の中で、よくこういう話を作り上げたものだと思う。

要は、主人公が騙されるわけだけど、主犯はたぶんあの人だろう。

彼の多くを知っているわけだから。

それ以外の連中は、いわば共犯。

ずいぶんと手の込んだ芝居を考え出したものだが、あそこまでうまくいくだろうか、という疑問もあるにはある。

ネットでの評判を見ると、「まあ、こうなるだろうと思った」という人も結構いたのだけど、いつものことながら鈍い私は終盤までまったく思いもつかず、それだけにちょっと衝撃的でした。

しいて言えば、「顔のない依頼人」が意外と早く顔を出すなあ、と思っていたことくらいかな。

あと、屋敷の正面に位置するところにある喫茶店の窓際に座っていた女性の存在も、ちょっと気にはなっていたのだけど・・・

まさか、ああいうことだったとはね。

ただ、これまたネットに結構ある声だけど、「これはバッドエンドではない」という人もいて、ラストシーンを見る限り、そんな感じもしないではない。


さて、評価だけど・・・

いい映画だったとは思う。

だけど、面白かった!とか、感動した、というものではなく、悲しくなるとかいうものでもない。

何だか不思議な気分。

ということで、やっぱり「A」にはしづらかったので、ここは「B」にしておきます。


この映画は、何の予備知識もなくて見た方が面白いかも?
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