映画評69 ~ インファナル・アフェア3 ~終極無間 (05.4.23)

今回は「インファナル・アフェア3 ~終極無間」

主演は、アンディ・ラウ
共演は、トニー・レオン、レオン・ライ、ケリー・チャン、アンソニー・ウォン、チェン・ダオミン
その他、エリック・チャン、チャップマン・トー、サミー・チェン、エディソン・チャンなど

<ストーリー>
警官として生きること選んだラウは、警察内に残る潜入マフィアたちを始末してきた。だが、大物密輸商人シェンとエリート警官ヨンがラウの前に立ちはだかる


「インファナル・アフェア」三部作の完結編だ。

ただ、パート1は見たけれど、パート2は見ていない。

時系列で言うと、2→1→3の順になるわけだが、個人的に、時間を遡るストーリーは、あまり好きではない。

スターウォーズの場合も、全6部作の最後「ジェダイの復讐」を見た後で、「へえ~、ダースベイダーって、ルークとレイア姫のお父さんだったんだ」と思っただけで、なんでそうなったかまでは興味はわかなかった。
その後最初の3部作が映画になった時も、なかば惰性で見ている。

この映画にしても、なんでマフィアの子分が警察に潜り込み、一方で警察官がマフィアに潜入したのか、などということにはあまり興味がなかった。
最初からそういう設定というのも「あり」だと思っているからだ。

ただ、前評判もなかなかいいみたいだし、パート1がそこそこ面白かったので、見ることにした。

ストーリーは、現在(トニー・レオン演じる潜入捜査官のヤンが死んだ後)と、過去(死ぬ前)、さらには幻想場面まで入り組んでいて、ちょっとわかりにくい面もあったが、最後は一つにまとめていい感じに仕上がっていたと思う。

ただ、悪いヤツだと思っていたヤツが実は味方だったり、人間関係が複雑で、これが最後のドンデン返しにつながるわけだが、終わった後考えてみたら、少しおかしいと思われるところがあった。

ネタばれにはなるが、保安部の警部であるヨンが、悪いヤツのようで実は有能な警察官だった、というのはまだわかるが、マフィアのボスであるシェンが、実は潜入捜査官だった、というのはちょっと無理がありはしないか。

設定でも「中国本土の大物」となっているが、ナンバー2とか片腕というのならまだわかるが、ボスになるには相当あくどいこともやらなきゃいけないし、その時点で、もはや警察官の域を逸脱してるだろう。
そんなヤツが、「実は警察官でした」って、ちょっと強引すぎると思うのだが。

ただし、今回の主役はマフィアから警察に逆潜入したアンディ・ラウ演じるラウだ。
「善人になりたい」という彼の心の葛藤を、最終的に悲劇として描いているわけだから、そういう視点でみると、なかなかよくできていると思う。

しいて言えば、最後にラウは死んだ方が映画的にはよかったのではないかと思う。

そんなこんなで、評価は「B」とした。
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