映画評676 ~ GANTZ:PERFECT ANSWER

今回は「GANTZ:PERFECT ANSWER」(テレビ版)

映画140411

「週刊ヤングジャンプ」の奥浩哉の人気コミックを実写映画化したSFアクションムービー『GANTZ』2部作のクライマックスとなる後編。死を迎えた男女たちが黒い謎の球体「GANTZ」に召集され、「星人」と呼ばれる強敵たちとの戦いを繰り広げる様をダイナミックに描く。二宮和也と松山ケンイチの日本を代表する若手俳優が主人公を演じ、吉高由里子や田口トモロヲなどバラエティー豊かな俳優たちが集結。激しいアクションと、原作とは異なる映画版オリジナルのラストは必見だ

主演は、二宮和也、松山ケンイチ
共演は、吉高由里子、本郷泰多、夏菜、綾野剛、越村友一
その他、千阪健介、白石隼也、伊藤歩、田口トモロヲ、山田孝之、戸田菜穂など


<ストーリー>
死を迎えるその瞬間、黒い謎の球体「GANTZ」に呼ばれた男女たち。幼なじみの玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)もまたGANTZに召集され、「星人」という異形の者との戦いを強いられていた。玄野は戦いの中で生き抜くことを選び、加藤は暴力と戦いを否定する。そして、終わりのない戦いの過程で、2人はある選択を迫られる


さあ、前回「何がなんだかさっぱりわからない」と書いた作品の完結編である。

これで、すべてのナゾが解ける!

そう期待して見た・・・


・・・わけではもちろんない!


いちおう見ないと落ち着かない、と思ったから見ただけなのだが・・・


やっぱり、わかりませんでした!

今回は「一度死んだものの、戦いで100点を取ったので、記憶を消されて解放(生き返る)された」人たちが、再び召集される、というパターンが出てくる。

これで、一気にヒートアップして、「星人」って何なんだ、そして戦いの結末は・・・と期待は高まるばかり、と思ったのだろうか。

じゃあ聞くけど、前回書いた「あのおばあちゃんとガキ」は、いったい何だったの?
なぜ呼ばれたの?
何の説明もなかったと思うぞ。

そもそも映画版は140分あったらしい。
で、昨日の放映時間は約100分。

ということは、40分もカットしていたということになるのだけど、もしかしてそこに重要な部分があったのか?

だいたい40分もカットするなんて、放映する側も「ここはわけがわからないからカット。ここも必要ないからカット」とか思ってたんじゃないの?


前作と比べたら、アクションは確かにスケールアップしていたと思う。

特に、電車の中でのバトルはそれなりに迫力はあった。
ニセ松山ケンイチも、どうせスタントマンなんだろうけど、殺陣もきれいで、見どころは十分だったと思う。

と言うか、前作がショボすぎただけなんだけど。

でも、そこだけ。

終盤のGANTZのある部屋(?)での、主人公たちと星人集団とのバトルって、ありゃあ何だ?

5mも離れていないだろう距離の中で、主人公たちは例のわけのわからない武器を撃ち、星人たちはマシンガンをぶっ放している。

何だ、宇宙人(?)なのに、武器はマシンガンかよ。

ということではなく、あんだけ銃弾が飛んできているのに、なぜだか主人公たち数人は生きている。

お前ら、不死身かよ。

一方で、主人公たちが使う武器は、とにかく結果がいつ出るかわからないので、星人たちが一通り撃ち終わった後で、次々に爆発する。

見ていてわけがわからない。


そして・・・

吉高由里子は、いったい何だったの?

GANTZがターゲットとして指定してきた、ということは、彼女は「星人」だったということなのか?

そんな説明はなかったと思うけど・・・

結局のところ、最後に二宮と吉高の悲恋(?)を演出するためだけに設定したとしか思えないようなシーンになってしまっている。

つまり、二人が血まみれになりながら最後は抱き合って死ぬ、みたいな「感動的」なシーンにしたかったのかも知れないけど、そもそも「何で吉高が狙われるの?」ということしか頭にない私にとっては「はあ?」としか思わない。


それと、前作の最後の方で出てきた山田孝之。

この作品の中で、唯一と言っていいほど存在感のある役者さんで、今回完結編を見たのも、彼はいったい何だったんだ、というのを知りたかったから、というのが大きな理由の一つでもある。

にもかかわらず、結局わからなかった、というか、ただの刑事(?)みたいな感じだった。
(最初は、ジャーナリストか何かか?と思っていたけど、拳銃を持っていたし・・・)

だとしたら、途中に出てきた「星人」たちとのやり取り(取引?)のシーンは、いったい何だったの?

星人たちに向かって、堂々と「お前ら、いったい何者なんだ」と言っているのだから、ただ者ではないな、と思っていたのに、最後はベッドに横たわっていて、同僚の女から「何にもなかったじゃないのよ」とか言われるただのおっさんに成り下がっていた。


とにかく、前作の疑問は何ら解決することなく、新たな疑問ばかり出てきて終わり、という感じだった。

ラストシーンも、「原作とは違うオリジナル」とか書いてあったけど、あれもわけがわからない。

結局二宮が自分を犠牲にして、他の人たちを救った、ということなんだろうけど、終始呆然として見ている私としては、「そうなりそうな気はしていたけど、でも何で?」というだけのシーンでした。


最後に・・・

前作で「下手くそな演技はともかく」と書いたけど、二宮もやっぱり下手だな。

特に唇を意味もなく震わせる、というシーンが何度もあったけど、あれは見ていて「何やってんの?」としか思えなかった。

何が「クリント・イーストウッドも絶賛!」だ。

彼は日本語がわからないから、うまく見えただけじゃないのか?


などなど、後はもう思い出して書くのも面倒くさい。

結局2作にわたって、最初から最後までほとんど表情が変わることなく見ていた、という稀有の作品だったと思います。

ということで、評価は前作に続いて「D」にします。



いちおう調べてみました。

<GANTZ>
http://ja.wikipedia.org/wiki/GANTZ


なるほどね、という部分はあるにしても、元々面白そうな漫画ではなさそうだ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
429位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
202位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR