映画評70 ~ 阿修羅城の瞳 (05.5.1)

今回は「阿修羅城の瞳」

050501.jpg


主演は、市川染五郎
共演は、宮沢りえ、大倉孝二、皆川猿時、二反田雅燈、蛍雪次朗、樋口可南子
その他、土屋久美子、小日向文世、渡部篤郎、内藤剛志など

<ストーリー>
文化文政の江戸の町には人の姿を借りた魔物が潜んでいた。そんな魔物退治のために結成されたのが、「鬼御門」という組織。かつて鬼御門で「鬼殺し」と怖れられる腕利きだったが、今は舞台役者として活躍していた病葉出門は、ある日つばきという女と出会う


市川染五郎主演の時代劇だ。
一言でいうと鬼退治の物語。

舞台は江戸ということになっているが、人々が「鬼」を恐れているなんて、内容的には平安時代だ。
いきなり、鬼帝(おにみかど?)と呼ばれる鬼退治の連中が出てきて、祭りで盛りあがる街中で鬼を探すのだが、こっそりと1匹潜んでいるのかと思いきや、何とあっちこっちにいて、ちょっと興ざめだった。
だって、すでに鬼に征服されている感じだし。

そこから、時代は一気に5年が過ぎる。

とは言え、それは後から気がついたことであって、途中では全然気がつかなかった。
ストーリーは、今では歌舞伎役者となっている染五郎扮する元鬼退治だが、そこへ宮沢りえ扮する謎の女(盗賊)が現れ、さてその後どうなるか、というもの。

ただ、はっきり言ってよくわからなかった。
実は宮沢りえこそが阿修羅なんだけど、何のことはない、最後はただのラブ・ストーリーとなってしまう。

だいたい、宮沢りえがヒロインの時点で、恐ろしい鬼の役なんてのは似合わないのだが、まさか本当に最後はああなってしまうとは思わなかった。
そういう意味でも、この映画が何を描きたかったのかが、よくわからない。

前評判もそれほど良くなくて、最初は観ようかどうしようか迷ったのだが、今日は「映画の日」なので、1000円で観られるし、とりあえず観ることにした。

しかし、宮沢りえって、うまいと思う。
それに、とてもかわいかった。

一時期よりも激ヤセしたんで、あまり見たいとは思わない女優になってしまったのだが、なかなかどうして、いい味を出していた。
でも、やっぱりもう少しぽっちゃりしてほしい。

染五郎は、歌舞伎役者だけあって、啖呵の切り方なんて、さすがと思わせるものはあったが、興味のない人には面白いものではなかろう。
「陰陽師」の野村萬斎と同じで、これは市川染五郎のための映画だ。
まあ、あまり期待していなかった分、思ったよりは面白かったので、評価はちょっと甘めに「B」とした。

ただ、最後に・・・

渡部篤郎はホントに下手クソだ。
永瀬正敏、浅野忠信らとともに「まったく同じ個性」をもった個性派俳優の一人だが、とにかく一本調子で、表情なんてみな同じだ。
セリフも聞きづらいし、なんでこんなヤツを使うのかよくわからない。

こいつが、最後の最後まで死なないものだから、最後まで気分が悪かった。
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