映画評690 ~ 思い出のマーニー

今回は「思い出のマーニー」

映画140719


『借りぐらしのアリエッティ』などの米林宏昌が監督を務め、ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を映画化したファンタジーアニメ。北海道を舞台に、苦悩を抱えて生きる12歳の少女杏奈と彼女同様深い悲しみを心に宿すミステリアスな少女マーニーとの出会いを描写する。『ジョーカーゲーム』などの高月彩良と『リトル・マエストラ』などの有村架純が声優を担当。主人公たちの目線で捉えた物語に心打たれる


<ストーリー>
心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。


最近のジブリ作品は、何だかよくわからないものが多い。

この作品も、予告の段階でよくわからなくて、その後少しずつ映像が流されるにつれて、ますますわけがわからなくなった。

まず、テーマがわからない。

主人公は少女で、出会う相手も少女。

いったいどんな展開になるのか想像もつかず、そもそも面白そうな感じがしない。

主人公もマーニーも、それほど魅力的ではないので、余計にそう思う。


しかし、結果的に、あまり内容をバラしても困るような内容だったわけだ。

そういう意味で言うと、面白さという点ではまずまずというところだろうか。

最後にちゃんとした(?)ドンデン返しが待っているわけだし。


もとは海外の児童文学ということで、ファンタジーなんだそうだ。

しかし、最初のうちは、何だかマーニーって亡霊みたいで、どらかと言うと「気持ち悪い」存在だ。

実は序盤に伏線があって、勘のいい人なら、かなり早い段階で「ああ、なるほどね」と思ったかも知れないけど。

そして終盤で、その謎解き(?)のシーンが出てくる。

もちろん、鈍い私でも「あっ、なるほど、そういうことか」と気が付いたのだから、かなりわかりやすい流れである。

しかし・・・

ここで、信じられない展開となる。

それほどわかりやすい謎解きにもかかわらず、何と主人公自身がまだ気が付いていない。

主人公が気が付くのは、ホントの最後の場面でだ。

だから、見ている側が感動するシーンと、作り手が感動させようとしているシーンが、ちょっとずれている。

たぶん、もともと主人公はその時点ではまだ気が付いていない、というお話なんだろうけど、見ている方としては、その直前で気が付いているので、主人公が気が付いた時点では、もはや感動はし終わっている。

これでは、見ている側としては、中途半端な気持ちになってしまう。


ということで、何だかわからないまま見たにしては、思った以上に面白かったのだけど、最後の展開がちょっと気に入らないので、評価は「C」にします。
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