映画評705 ~ エクスペンタブルズ3
今回は「エクスペンタブルズ3」

シルヴェスター・スタローンら、スター軍団が結集したアクションシリーズ第3弾。傭兵部隊エクスペンダブルズが、同部隊の創設者の一人でありながら悪人となった男を相手に壮絶な戦いを繰り広げていく。監督は『レッド・ヒル』で注目を浴びたパトリック・ヒューズ。ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ジェット・リーといった前2作のメンバーに、ハリソン・フォード、メル・ギブソンの名優も加わる。肉弾戦に銃撃戦、列車暴走、ビル崩壊と今回も迫力の見せ場が満載。
主演は、シルヴェスター・スタローン
共演は、ジェイソン・ステイサム、アントニオ・バンデラス、ジェット・リー、ウェズリー・スナイプス、ドルフ・ラングレン
その他、ケルシー・グラマー、テリー・クルーズ、ランディ・クートゥア、ケラン・ラッツ、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、アーノルド・シュワルツネッガーなど
<ストーリー>
傭兵軍団エクスペンダブルズを率いるバーニー(シルヴェスター・スタローン)のもとにCIAのドラマー(ハリソン・フォード)が現れ、あるミッションを下す。それは、エクスペンダブルズを結成した仲間だったものの悪の道を進んだストーンバンクス(メル・ギブソン)の身柄確保だった。ニューヨーク、モスクワ、ブカレスト、メキシコ、アフリカで激しい追撃と攻防を展開するが、バーニーの戦術を知るストーンバンクスに苦戦を強いられる。仲間の身を案じ、バーニーはエクスペンダブルズの解散と新チーム結成を考えるが・・・
往年のアクションスターが勢揃いする痛快アクション映画(?)の第3弾である。
今回新たに登場するのは、悪役としてメル・キブソン、味方としてハリソン・フォード、アントニオ・バンデラス、そして私の大好きなウェズリー・スナイプスだ。
ただ、今回ブルース・ウィリスは登場しない。
さて、内容であるが・・・
特筆すべきものは何もない!?
ただただ撃ちまくり、敵を倒す、それだけである。
まあ、前2作と比べて、肉弾戦が少なくなっているところが、ちょっと残念な点だろうか。
特に、ジェット・リーのアクションがほとんどなかったのは残念。
終盤になって、やっと出てきたと思ったら、飛行機に乗ったまま機関銃をぶっ放すだけ。
得意のカンフーの見せ場などまったくなかった。
逆に、ウェズリー・スナイプスは、出番が結構あった。
本人自身、脱税で捕まっていたということで、久しぶりということもあったのか、そこをスタローンが気を使ったのかどうかはわからないが、最初に脱獄のシーンで救出されて以来、ほぼ出ずっぱりだった。
ハリソン・フォードは、もともとアクション俳優というよりは、アドベンチャー俳優のイメージが強いので、出演にはびっくりしたが、最後には自ら出撃して暴れまわっていた。
メル・ギブソンは、もともと悪役顔だから、今回の役柄はぴったり。
ただ、劇中で語られているほど悪いヤツという描かれ方をしていないので、今いち大物感には欠けていたように思う。
それと、最後のバトル(スタローンとメル・ギブソン)で、わざわざ銃を放り投げて、素手で戦うパターンは、もういいかげにやめてほしい。
見ていて、何だか「バカなの?」と思ってしまうからだ。
でも、一番驚いたのはアントニオ・バンデラス。
スペイン出身というわけではなかろうが、陽気でおしゃべりなキャラクターで、終始しゃべってばかり。
いかにも軽薄な感じで、アクション俳優というより、ただのコメディアン扱いだった。
もしかして、スタローンは彼のことが嫌いなのか?
あと、今回は前2作の旧メンバーに代わって、若い連中が登場する。
見たこともない、聞いたこともない俳優たちなので、「もしかして、こいつらは全員殺されるのか?」と思っていたのだが、実はそうではなくて、終盤には新旧揃って敵に立ち向かう。
別に普通の映画であれば、これも「あり」だろうけど、これは「エクスペンタブルズ」である。
知らない人たちが登場したところで、何の感慨もない。
見ていて、何かつまらない感じがした。
どうせなら、もう44歳だけどアクション俳優としてはまだまだ若手のマット・デイモンとか、同じく40歳を超えているけど、最近頭角を現してきているカール・アーバンとかが出てきた方が良かったのに。
・・・と言うか、出てきたら狂喜乱舞するだろうな。
これに、昨日見たデンゼル・ワシントンとか、ドゥエイン・ジョンソンとか、あとリーアム・ニーソンとかが出てきたら、と思うとゾクゾクする。
というわけで、内容よりは出てくる俳優さんの方に目がいってしまうこの映画、まだまだ続編には期待だ。
ということで今回は、ウェズリー・スナスプスの登場に歓喜しつつも、ジェット・リーの扱いには、前作もそうであったし、相変わらず不満なので、評価は「C」にします。

シルヴェスター・スタローンら、スター軍団が結集したアクションシリーズ第3弾。傭兵部隊エクスペンダブルズが、同部隊の創設者の一人でありながら悪人となった男を相手に壮絶な戦いを繰り広げていく。監督は『レッド・ヒル』で注目を浴びたパトリック・ヒューズ。ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ジェット・リーといった前2作のメンバーに、ハリソン・フォード、メル・ギブソンの名優も加わる。肉弾戦に銃撃戦、列車暴走、ビル崩壊と今回も迫力の見せ場が満載。
主演は、シルヴェスター・スタローン
共演は、ジェイソン・ステイサム、アントニオ・バンデラス、ジェット・リー、ウェズリー・スナイプス、ドルフ・ラングレン
その他、ケルシー・グラマー、テリー・クルーズ、ランディ・クートゥア、ケラン・ラッツ、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、アーノルド・シュワルツネッガーなど
<ストーリー>
傭兵軍団エクスペンダブルズを率いるバーニー(シルヴェスター・スタローン)のもとにCIAのドラマー(ハリソン・フォード)が現れ、あるミッションを下す。それは、エクスペンダブルズを結成した仲間だったものの悪の道を進んだストーンバンクス(メル・ギブソン)の身柄確保だった。ニューヨーク、モスクワ、ブカレスト、メキシコ、アフリカで激しい追撃と攻防を展開するが、バーニーの戦術を知るストーンバンクスに苦戦を強いられる。仲間の身を案じ、バーニーはエクスペンダブルズの解散と新チーム結成を考えるが・・・
往年のアクションスターが勢揃いする痛快アクション映画(?)の第3弾である。
今回新たに登場するのは、悪役としてメル・キブソン、味方としてハリソン・フォード、アントニオ・バンデラス、そして私の大好きなウェズリー・スナイプスだ。
ただ、今回ブルース・ウィリスは登場しない。
さて、内容であるが・・・
特筆すべきものは何もない!?
ただただ撃ちまくり、敵を倒す、それだけである。
まあ、前2作と比べて、肉弾戦が少なくなっているところが、ちょっと残念な点だろうか。
特に、ジェット・リーのアクションがほとんどなかったのは残念。
終盤になって、やっと出てきたと思ったら、飛行機に乗ったまま機関銃をぶっ放すだけ。
得意のカンフーの見せ場などまったくなかった。
逆に、ウェズリー・スナイプスは、出番が結構あった。
本人自身、脱税で捕まっていたということで、久しぶりということもあったのか、そこをスタローンが気を使ったのかどうかはわからないが、最初に脱獄のシーンで救出されて以来、ほぼ出ずっぱりだった。
ハリソン・フォードは、もともとアクション俳優というよりは、アドベンチャー俳優のイメージが強いので、出演にはびっくりしたが、最後には自ら出撃して暴れまわっていた。
メル・ギブソンは、もともと悪役顔だから、今回の役柄はぴったり。
ただ、劇中で語られているほど悪いヤツという描かれ方をしていないので、今いち大物感には欠けていたように思う。
それと、最後のバトル(スタローンとメル・ギブソン)で、わざわざ銃を放り投げて、素手で戦うパターンは、もういいかげにやめてほしい。
見ていて、何だか「バカなの?」と思ってしまうからだ。
でも、一番驚いたのはアントニオ・バンデラス。
スペイン出身というわけではなかろうが、陽気でおしゃべりなキャラクターで、終始しゃべってばかり。
いかにも軽薄な感じで、アクション俳優というより、ただのコメディアン扱いだった。
もしかして、スタローンは彼のことが嫌いなのか?
あと、今回は前2作の旧メンバーに代わって、若い連中が登場する。
見たこともない、聞いたこともない俳優たちなので、「もしかして、こいつらは全員殺されるのか?」と思っていたのだが、実はそうではなくて、終盤には新旧揃って敵に立ち向かう。
別に普通の映画であれば、これも「あり」だろうけど、これは「エクスペンタブルズ」である。
知らない人たちが登場したところで、何の感慨もない。
見ていて、何かつまらない感じがした。
どうせなら、もう44歳だけどアクション俳優としてはまだまだ若手のマット・デイモンとか、同じく40歳を超えているけど、最近頭角を現してきているカール・アーバンとかが出てきた方が良かったのに。
・・・と言うか、出てきたら狂喜乱舞するだろうな。
これに、昨日見たデンゼル・ワシントンとか、ドゥエイン・ジョンソンとか、あとリーアム・ニーソンとかが出てきたら、と思うとゾクゾクする。
というわけで、内容よりは出てくる俳優さんの方に目がいってしまうこの映画、まだまだ続編には期待だ。
ということで今回は、ウェズリー・スナスプスの登場に歓喜しつつも、ジェット・リーの扱いには、前作もそうであったし、相変わらず不満なので、評価は「C」にします。
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