映画評707 ~ トワイライト/ささらさや

今回は「トワイライト/ささらさや」

映画141109

夫の死後、幼い子供を一人で育てることになったヒロインと、他人の体を借りて彼女を助ける亡き夫を、新垣結衣と大泉洋が初共演で演じる感動ドラマ。加納朋子の小説「ささら さや」を基に、メガホンを取るのは『神様のカルテ』『くじけないで』などの深川栄洋。中村蒼や福島リラ、石橋凌、富司純子など若手からベテランまでが脇を固める。前向きでかわいらしいヒロインとユーモラスで優しい亡き夫の奮闘に、爽やかな感動が心を突き抜ける。

主演は、新垣結衣
共演は、大泉洋、中村蒼、福島リラ、寺田心、つるの剛士
その他、波乃久里子、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子など


サヤ(新垣結衣)は夫のユウタロウ(大泉洋)を突然の事故で亡くしてしまう。人に対して疑いを抱かないサヤが、一人で息子を抱えることを心配するユウタロウ。成仏できずに、いろいろな人の体に乗り移って、サヤのために手助けをすることに。のどかでどこか不思議な町ささらの人々に助けられながら、サヤは母親として成長する。


久しぶりのガッキー主演の映画です。

実に「ハナミズキ」以来4年ぶりとなります。

そのガッキーのかわいい姿を見るためだけに見た映画、と言っても過言ではありません!?

なので、内容にはあまり期待はしていませんでした。


ところが・・・

これが、ものすごく良かった!

ガッキーに対する贔屓の引き倒しの部分を差し引いたとしても、これはガッキーの主演作では一番の作品になると思う。

何せ、最後の方でうるっときちゃいましたから。


出だしは、大泉洋の「成仏できない今の姿」から始まる。

この時点で、「ちょっとオチャラケが入ってんの?」という感じがするのだが、その後の展開の中で、結構笑えるところが出てくる。

ガッキーだから、というわけではもちろんない。

逆に、ガッキーが笑わせるところはあまり見たくないし、彼女のやるギャグなんか見たくもない。

まわりを固める俳優陣がすばらしい上に、随所で笑いを提供してくれるのである。

中でも、冨司純子が大泉洋に乗り移られた形で演技するところなどは、なかなか笑えた。

あと、今回は子役がなかなか良かった。

鈴木福クンみたいな舌足らずだと、たぶんあそこまで笑えなかったと思う。

しかし、良かったのは、そこではない。

意外とストーリーがしっかりしている。

大泉洋演じる夫がトラックにはねられて死んだものの、成仏できないでいるが、自分が見える人には乗り移ることができる、ということは、早い段階でガッキー演じる主人公さらに伝わる。

私としては、最初のうちは、なぜかわからないけど、危機に陥ると誰かが助けてくれるのだが、そのうち「もしかして・・・」と思うようになる、という展開を予想していたのだけど、序盤で主人公は気付いてしまうわけだ。

なので、余計にオチャラケ感が増すのだが、これまた意外と違和感なく話は進む。

まわりの人たちも、一見ふざけた人たちばかりだけど、そう極端な人もいないので、これまた違和感があまりない。

さらに、序盤で出てくる大泉洋の父親(石橋凌)も、最初は一代で財を築いたがんこ親父かと思っていたら、実はそうではなく、最後にいくつかの話がすべて繋がって、感動的なフィナーレを迎える!

・・・みたいな感じ!?


何だか、無理やり褒めあげているみたいだけど、確かに下手をするとトンデモないくだらない映画に成り下がってしまいそうな展開だ。

にもかかわらず、そうはならなかったのは、きちんと作り上げられているからだと思う。

それに、映画を盛り上げているのは脇役陣に負うところも大きいと思う。

先に挙げた冨司純子をはじめとして波乃久里子、藤田弓子の3ババが、それぞれいい味を出している。

石橋凌も存在感があった。

そして、ガッキーは・・・

まあ、いつも通りでした。


ということで、何せちょっと涙ぐんでしまったこともあり、ガッキーのかわいさもあいまって、ここは「S」にしようかと思ったのだけど、ちょっと贔屓の引き倒しみたいに思われても何なので・・・

評価は「A」にします。

でもホント、良かったですよ。

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