映画評711 ~ 西遊記/はじまりのはじまり

今回は「西遊記~はじまりのはじまり」

映画141122

香港のスター、チャウ・シンチーが『ミラクル7号』以来となる監督を務めたアクション。中国の伝奇小説「西遊記」を題材に、三蔵法師と孫悟空ら4人が出会う以前の物語を、チャウ・シンチー流ユーモアを交えて活写する。『海洋天堂』などのウェン・ジャンが主演を務め、ヒロインを『傷だらけの男たち』などのスー・チーが熱演。驚異の妖怪バトルや、怒とうの笑いと感動と涙の物語に夢中になる。

主演は、ウェン・ジャン
共演は、スー・チー、ホアン・ポー、ショウ・ルオ
その他、クリッシー・チョウ、シン・ユウ、リー・ションチン、チウ・チーリンなど


<ストーリー>
若き妖怪ハンター玄奘(ウェン・ジャン)は、「わらべ唄 三百首」を武器に妖怪たちの善の心を呼び起こそうとするがいつもうまくいかない。ある日、彼が半魚半獣の妖怪に襲われた川辺の村で、村人たちと協力して陸に上げた魔物が人間の姿に変身する。玄奘が歌うわらべ唄は全然効果がなく、逆に攻撃された彼を女性妖怪ハンターの段(スー・チー)が救う。


チャウ・シンチーの作る映画だから、まともなものではないと思っていたが、思った以上にハチャメチャな映画だった。

話の筋を一言で言うと、後の三蔵法師=玄奘が、もともとは妖怪ハンターで、後の三蔵法師の家来となる孫悟空・猪八戒・沙悟淨は、いずれも元妖怪である、ということになる。

彼らが、妖怪ハンターたちに倒されることによって、最後には三蔵法師(玄奘)の家来となるわけだ。

とは言え、妖怪を倒すのは、玄奘ではない。

沙悟淨を倒すのは、ヒロインである女性妖怪ハンター・段だし、猪八戒を倒すのは、実は段と孫悟空だ。

そして、孫悟空を倒すのは、玄奘・・・と言うよりは、釈迦如来である。

という流れではあるのだが、実は序盤ではこの流れはわからない。
前半は、町に出てくる妖怪を倒すことが中心で、これでもかというくらいに、妖怪が町を襲うシーンが出てくる。

ここに孫悟空でも出てくるのかと思われるくらい長~いシーンだけど、その時倒された妖怪が実は沙悟淨だ、とわかるのは最後の最後である。

つまり、序盤を見る限り、この先西遊記としてどうまとまるのかさっぱりわからない。

しかも、西遊記メンバーではない女性が出てくるので、途中まではハチャメチャしていたくせに、まさか最後はあんなにまともな形にするとは思っていなかった。

で、面白かったのかどうかと言えば・・・

微妙!?

所々笑える部分はあったけど、全体的に何がやりたいのかわからないので、何せ登場人物に感情移入ができない。

玄奘は、見かけは火野正平だし、とても頼りない感じだ。

ヒロシンの段は、中途半端な上戸彩だし、孫悟空は何となく温水洋一に似てる。

そうして見ると、やっぱりコメディなんだなあ、とは思うけど、やっぱりちゃんとした西遊記も見たいという気持ちがあったので、やっぱり中途半端。

アクションもそれほどないし、何せ主人公とヒロインの「愛」を描こうとしているものだから、何か違う気がする。


ということで、チャウ・シンチーの作品だからちょっと期待していたけど、それほどでもなかったので、評価は「C」にしておきます。


あと・・・

予告編でもやってましたが、最後はホントに「Gメン‘75」のテーマ曲が流れます!
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