映画評716 ~ 96時間 レクイエム

2015年最初の作品は「96時間 レクイエム」

映画150111-1

『シンドラーのリスト』などのリーアム・ニーソンと、ヒットメーカーのリュック・ベッソンの強力タッグによる人気アクションシリーズ最終章。愛する家族のためなら手加減せずに相手をなぎ倒す、すご腕の元CIA捜査官を襲うさらなる試練をド迫力のアクションと共に活写する。これまで同様まな娘をマギー・グレイスが演じ、新たにフォレスト・ウィテカーらが共演。たった一人の娘を守り抜こうとする父親がどのような戦いを繰り広げるのか注目

主演は、リーアム・ニーソン
共演は、フォレスト・ウィテカー、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイス
その他、ダグレイ・スコット、サム・スプルエル、リーランド・オーサーなど


<ストーリー>
かつてイスタンブールで犯罪組織を全滅に追い込んだ、元CIA秘密工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)はロサンゼルスに戻り、再び家族の絆を取り戻そうとしていた。そんな折、前妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)が、彼の家で死体となって発見される。運悪く現場で警官と遭遇したブライアンは、殺人事件の容疑者として指名手配され・・・


「96時間」の完結編である。

第一作目は、テンポもよくとても面白かったが、第二作で「もっとも手強い主人公を捕まえたのに、それをおとりにわざわざ娘をおびき出そうとする」というわけのわからないことをしてちょっとトーンダウン。

そして今回は、リーアム・ニーソン演じる主人公が命をかけて守ろうとしているのは、実は妻と娘ではなく、娘だけだった、ということが判明する。

というのは言い過ぎにしても、とにかく元奥さんは、実にあっさりと死んでしまう。

第二作で、あれだけ必死に守ったというのに、今回は死に際のやり取りさえない。

あれっ?というほどあっけなかった。

このあたりから、ちょっと風向きが変な感じになってくる。

テンポは相変わらずいいのだけど、何か物足りない。

特にカーチェイスとか、今いち迫力に欠けるし、何がどうなっているのかわかりにくい。

さらに、いくら主人公は元CIAの凄腕エージェントだったとしても、何でも簡単に物事をやりすぎ。

と言うか、悪役が弱すぎるだろう。

最強のラスボスと思われたロシアンマフィアのメランコフが、あれだけの警備を敷いていたのに、それをいとも簡単にうち破っちゃうし、最後の銃撃戦も派手な割には何だかしょぼい。

一方で、ホントの悪いヤツを何であんなに自由にしちゃうかねえ。

共通の敵を倒すために手を組んだとは言え、あまりにも不用心すぎる。

だいたい、何であんなところに娘を連れていくんだろうか。

それが映画作成側の狙いの一つなんだろうけど、違和感がありすぎて、見ていてちょっとイライラした。

主人公が自分のそばに置いておきたい、ということなのかも知れないが、ちゃんと隠れ家を持っていたはずで、そこにいれば安心だし・・・

まあ、娘を助けるという山場が必要なわけだから、最後のアクションのためには必要なのかも知れないが、だとしたら、もっと別の方法を考えてほしかった。

結局、何が何だかわからないうちに終わってしまった感じだったので、あまり面白いとは思えませんでした。

ということで、評価は「C」とします。

ただ、刑事役のフォレスト・ウィテカーは存在感もあり良かったです。


ところで・・・

そもそも、主人公は、自分の娘を誘拐した連中をボコボコにしたせいで、その仲間たちから命を狙われていたはず。

第二作の内容はまさにそれだった。

それがいつの間にか命を狙う相手が変わっちゃうなんて、誘拐犯たちは、いったいどこへ行ったの?

もしかして、もう全員始末しちゃったの?

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