映画評721 ~ くちびるに歌を

本日2本目は「くちびるに歌を」

映画150301


シンガー・ソングライター、アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を題材にしたテレビドキュメントから着想を得た中田永一の小説を実写化。輝かしい才能を持つピアニストだった臨時教員の女性が、生まれ故郷の中学校の合唱部顧問として生徒たちと心を通わせていく。メガホンを取るのは、『ソラニン』『ホットロード』などの三木孝浩。『ハナミズキ』などの新垣結衣がヒロインにふんし、その脇を木村文乃、桐谷健太ら実力派が固める。オールロケを敢行した長崎の風景も見もの。

主演は、新垣結衣
共演は、木村文乃、桐谷健太、恒松祐里、下田翔太、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ
その他、眞島秀和、石田ひかり、木村多江、小木茂光、角替和枝、井川比佐志

<ストーリー>
産休を取ることになった親友の音楽教師ハルコ(木村文乃)の代理として、生まれ故郷の五島列島にある中学の臨時教師となった柏木(新垣結衣)。天賦の才能を持つピアニストとして活躍したうわさのある美女だが、その性格はがさつで乗り回す車もボロいトラック。住民たちの注目を浴びる中、彼女はコンクール出場を目標に日々奮闘している合唱部の顧問に。そして部員たちに、課題として15年後の自分に宛てた手紙を書かせる。やがて、部員たちがつづった手紙から、それぞれが抱える苦悩や秘密が浮き上がってくるが・・・


「アメリカン・スナイパー」とは打って変わって、ほのぼの系だ。

もちろん、新垣結衣主演だから見たわけで、それ以外だったら、たぶん見ていない。

たまたま劇場の予告編でやっていた「イニシエーション・ラブ」みたいに、前田敦子と松田翔太なんていう最悪の組み合わせだったら、内容がいくら面白そうでも、ゼッタイに見ない!

という話はどうでもいいのだけど、とにかく新垣結衣である。

今回も・・・

かわいかった!

いや、そういうことではなくて・・・

今回の役柄は、いやいや引き受けた音楽の臨時教師ということで、終始腕組みをしてぶすっとしているなど、演技としては、おそらく誰でもできる役だ、と思う。

だから、特に「粗」は見当たらなかったけど、やっぱり・・・

かわいい!

ホントに喜怒哀楽の少ない役で、かなり楽だったと思う!?

ただ、ピアノはホントに弾いていたと思う。

指の動きがちょっとぎこちなかったし・・・

相当練習したのかも知れないが、素人の域を脱してはいない。

でも、かわいい!

ネットでは「たった3か月の練習で、ショパンやベートーベンを弾きこなす役を完璧に演じたのはスゴい!」などと書いているものもあったけど、あんなものちょっとピアノを弾いたことのある人なら、すぐに「あらま、素人だわ」とわかってしまう。

でもまあ・・・


・・・ということは置いといて、内容である。

中学校を舞台としているので、みんな青春そのもので、どこにでもありそうなストーリーながら、展開にも違和感があまりなく、良かったと思う。

ただ、臨時教師として赴任した美人教師目当てに、たいして興味もない合唱部に入部した思春期まっただ中の男子生徒だが、この時期の男子生徒をバカにしてはいけない。

というのは、この動機不純な連中は、主人公が合唱の練習に出ないからと言って、急に練習をさぼるのだけど、そのさぼり方が「下手くそ」すぎる。

つまり、いいかげんに歌うわけだけど、そのいいかげんさが、かなりいいかげんなわけだ。

見ていて、唯一「何だ?このシーンは」と思ったところかも知れない。

あとのエピソードは、ベタと言えばベタだし、詰め込みすぎの感じもしたが、そう違和感はなかった。

合唱コンクールも「まさか、優勝するわけじゃあなかろうな」と思っていたけど、それはなくて、妥当なところで終わっていた。

元々の女性音楽教師(主人公の同級生)の出産シーンも、ちょっとやりすぎのようなシーンだったけど、まあ許容範囲だと思う。

あと、主人公が亡くなった恋人の留守電を何度も何度も聞いているのは、ある意味気持ちが悪いし、もしかしたら引っ張りすぎだろうか。

もっと言えば、最後の合唱シーンは余計だったかも知れない。

ほぼ全員が歌うシーンで、ある意味クライマックスなんだろうけど、唐突感が少しある。

余談だけど、ここでは新垣結衣は歌っていない。

なぜなら・・・

下手だから!?

というのは言い過ぎにしても、はっきり言ってあまりうまくはない。

声が弱々しすぎて、バラードくらいしか似合いそうにない。

CDを2枚持っているので、それは確かだ。

でも、かわいい!


ということで、あまりにもベタだったとは言え、まずまず良かったと思うので、新垣結衣のかわいさ分を上乗せして、評価は「A」にします。

ええ、もちろん贔屓してますとも!


出演者で言うと・・・

女子生徒役の子供たちは、全体的にそこそこうまく演じていたと思うが、男子生徒役は、概して下手くそだった。

あと、この手の映画らしく、主体が中学生中心であるせいか、木村多江とか井川比佐志とか、なかなかのメンバーが脇を固めている。

ちょい役で、漫才コンビTKOの木本などが出ていたが、特に違和感はなかった。

ただ、桐谷健太だけは邪魔だった。

滑舌が悪く、演技も下手くそな上に、見た目がうざいので、いい話を台無しにしてしまいそうな存在だった。


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くちびるに歌をのチナツ役だった葵わかなさんは、TBSで放送する予定の「火曜ドラマライフ壮絶なイジメと闘う少女の物語」(2007年にフジテレビで放送された作品のリメイク版)にもでるそうですが、同じくくちびるに歌をのナズナ役だった恒松祐里さんは同じくTBSで放送する予定の「日曜劇場瑠璃の島(2005年に日テレで放送された作品のリメイク版)」「火曜ドラマスクラップティーチャー教師再生(2008年に日テレで放送された作品のリメイク版)」「火曜ドラマ着信アリ(2005年にテレビ朝日で放送された作品のリメイク版)」にもでるそうです(ちなみにTBSリメイク版のスクラップティーチャーには小木茂光さんはでない)。
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