映画評722 ~ ソロモンの偽証 前篇・事件

今回は「ソロモンの偽証 前篇・事件」

映画150309

人気作家・宮部みゆきのベストセラーを実写化した、ミステリー2部作の前編。ある中学校で起きた不可解な生徒死亡事件と、その真相を暴こうする女子生徒が開く学校内裁判の行方を追い掛ける。監督を務めるのは、『孤高のメス』などの成島出。『超高速!参勤交代』などの佐々木蔵之介、『小さいおうち』などの夏川結衣、『八日目の蝉』などの永作博美といった実力派が結集、大規模オーディションを敢行して舞台となる中学校クラスの生徒役33人を選出。事件を機に浮かび上がる、人間が抱える闇の深さに息をのむ

主演は、藤野涼子
共演は、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、西村成忠
その他、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、田畑智子、塚地武雄、木下ほうか、嶋田久作、余貴美子、松重豊、小日向文世、尾野真千子など


<ストーリー>
クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が転落死してしまう。彼の死によって校内にただならぬ緊張感が漂う中、転落死の現場を目にしたという者からの告発状が放たれたことによってマスコミの報道もヒートアップ。さらに、何者かの手による殺人計画の存在がささやかれ、実際に犠牲者が続出してしまう。事件を食い止めようともせず、生徒たちをも守ろうとしない教師たちを見限り、一人の女子生徒が立ち上がる。彼女は学校内裁判を開廷し、真実を暴き出そうとするが・・・


これは面白かった。

元々宮部みゆきは好きな方だけど、如何せん子供たちが主役の映画なので、見るに耐えられるかどうか心配だった。

原作は読んでいないのだけど、以前「模倣犯」を見て最悪だっただけに、描き方をいいかげんにすると、とんでもない作品になってしまう、という懸念もあった。

しかし、思っていたより内容が濃くて、しかも複雑で、意外とコワい物語でもある。

先日見た「くちびるに歌を」もそうだったように、物語の中心が子供たちになる場合は、まわりの役者を固めることが多いのだけど、今回も結構な固め方だ。

一癖もふた癖もありそうな役者たちがいろいろと出てくるので、展開としても面白いものになっている。

とは言え、子供たちも頑張っていた。

特に主演の藤野涼子は、かなり頑張っていたと思う。

物語に出てくる主人公の名前をそのまま芸名にした、というくらいだから、気合が相当入っているらしい、ということは知っていたが・・・

ただ、それ以外の子供たちは、まあ普通か、棒読みの子が結構いた。

いつもなら、全体的には女の子がうまくて、男の子の方に下手くそが多いのだけど、今回は特に下手くそもいなかったように思う一方、女の子にあまりうまいと思える子はいなかった。


推理モノの前篇、ということなので、この時点でいろいろと書くわけにはいかないが、とにかく先が知りたくなることだけは確か。

原作がいいのか、作り方がうまいのか、それはわからないけど、エンドロール後に流れていた後篇の予告編では、トンデモないどんでん返しが待っているかのような感じだったので、後篇は大いに楽しみである。

柏木という男の子が転落死したのは、告発状に書かれたような不良連中が犯人ではない、ということはわかるけど、真実がいったいどのようなものなのか、今の時点ではさっぱりわからない。


ということで、まだ完結していないけれど、次回への期待という意味で、評価は「A」にします。

後篇は4月の中旬ということなので、たぶん忘れていないだろうと思うギリギリの間隔だと思います。
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