映画評726 ~ クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテンの大襲撃

本日は「クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテンの大襲撃~」

映画150418-2

人気アニメ「クレヨンしんちゃん」シリーズの劇場版第23弾。父ひろしの転勤で春日部からメキシコへと渡った野原一家が、動くサボテンの群れと出会ったことから思わぬ騒動に巻き込まれる。監督は『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』の橋本昌和、ボイスキャストには矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみらテレビ版でもおなじみの面々が結集。メキシコに移ってもわが道をいくしんのすけの姿に加え、春日部からの引っ越しというこれまでになかった設定にも注目。


<ストーリー>
父・野原ひろしの転勤が決まり、みさえ、しんのすけ、ひまわりの野原一家は、春日部を離れることに。しかも、その引っ越し先はメキシコ。ふたば幼稚園の仲間たちに別れを告げ、メキシコに降り立った野原一家だが、しんのすけはグラマーでセクシーなメキシコ美女たちに近づいてははしゃぎまくり。だが、彼らの前に突如として動くサボテンが群れを成して出現し、襲い掛かってくる。


クレヨンしんちゃんシリーズは、たいてい名探偵コナンシリーズと同時期に公開されている。

そして、私はいつもコナンを先に、そしてその後にしんちゃんを見る。

コナンにはほとんどの場合裏切られる(最近では、予想通り!?)ので、先にこちらでがっかりした後、しんちゃんで大爆笑、という流れが最近のパターンだ。

それくらいコナンはがっかりするし、しんちゃんは面白かった。

しかし、今回の作品は、ちょっとがっかりだった。

父・野原ひろしがメキシコに赴任するのはいいとして、そこでサボテンによる大騒動が起こるという展開も何となく楽しそうだった。

だけど、サボテンがホントに襲ってくるとは思わなかったので、中盤からの騒動は「これ、どうやって落とすのだろうか」とちょっと心配していた。

まず、サボテンが「音に反応する」のが途中で判明するのだけど、ここまではまだいい。

しかし、最終的にサボテンが「水に弱い」というのは、何だか違和感がある。

サボテンは水なしに生きているわけではなく、少しの水でも生きられる、というのが特徴だと思うので・・・というのも何だけど、私は途中までは、このサボテンたちは炭酸水に弱いのかと思っていた。

なぜなら、飲み物といえば、コーラしか出てこないので、最後にはこれが決め手になると思っていたのだ。

つまり今回は、途中の描写には何か意味があって、最後にそれがオチにつながるという流れがことごとく裏切られるわけだ。

その最たる例が、意味ありげに登場してきた「スマホ」ちゃん。

劇中でも、やたらとスマホで写真を撮っていたので、「これは、最後に何かあるな」と思っていたら、結局な~んにもなし。

あっさりスマホをサボテンに取られしまって終わり。

しかも、このスマホちゃんの声が、コナンの時と同様、どうみてもプロの声優さんではない。

はっきり言って下手くそなわけで、そういう意味でも「実は、この子は重要な役なんだ」と思ってしまう。

後でわかったことだけど、アテレコをしていたのはAKB48の指原莉乃だった。

当然、それなりの役どころでもおかしくないのに、結果的には「ただ、声を担当していただけ」だった。

「は?何なの?」という感じだった。

日本エレキテル連合に至っては、ホントに「ちょっと出してもらった」というだけの出番だって。

前作の「ロボとうちゃん」では、タレントたちはそれなりの役割が与えられているのだから、今流行っているから、というだけで「ちょっと出すだけ」というのは、いかがなものだろうか。


あと、細かいことを言えば・・・

化け物サボテンが、人々を襲いまくっている、というのに、この町の町長は、頑として町から脱出することを拒む。

「あのサボテンのお陰で町が潤ってるのだ」とは言うのだけど、それどころではないのだから、町長がサボテンに固執する理由がまったくわからず、ただのバカにしか見えない。

そして、クライマックスのサボテンとのバトルも、何だかしょぼかった。

しんちゃんが大活躍した、という描写ではなかったし。


結局のところ、前作のような感動はどこにもなく、何となく終わってしまった感じ。

随所にお笑いを散りばめているところは相変わらず面白かったけど、それも単発で、全体を盛り上げるほどではなかった。


ということで、期待していた割には、ほとんど盛り上がることなく終わってしまったので、評価はちょっと厳しく「C」にします。

ネットでの評判は良すぎるくらいだけど、いったいどこでどう「感動」したんだろうか。


おまけで・・・

エンドロールの後で、ちょっとしたエピソードがあったらしいけど、そういうのは、エンドロール前にやるか、でなければ「エンドロールが始まっても席を立たないでください」って、最初から言っておいてくれよ。

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