映画評76 ~ キングダム・オブ・ヘブン (05.5.15)

今回は「キングダム・オブ・ヘブン」

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主演は、オーランド・ブルーム
共演は、エヴァ・グリーン、リーアム・ニーソン、ジェレミー・アイアンズ、エドワード・ノートン
その他、デヴィッド・シューリス、ブレンダン・グリーソン、イアン・グレン、マートン・ソーカス、ハッサン・マスードなど

<ストーリー>
父親が勇敢な騎士ゴッドフリーと知った鍛冶屋のバリアンは、十字軍に入隊、戦いに身を投じる。たくましい騎士に成長したバリアンは、やがてエルサレム王を助け、美しい王女シビラと禁じられた恋に落ちるが・・・


12世紀のエルサレムの攻防を描いた歴史スペクタクルだが、オーランド・ブルームの初主演作だ。

考えてみれば「ロード・オブ・ザ・リング」も「パイレーツ・オブ・カリビアン」も、いずれも脇役だった。
何か、似たようなタイトルの映画ばかりだけど。

ストーリーは、エルサレムを巡って、十字軍とイスラム軍が争う中、十字軍内部での権力争いやら王の死などを経て、ブルーム演じる主人公が、最後はエルサレム城を守る中心人物となり、そしていよいよイスラム軍との戦いが・・・というもの。
こうくれば、当然壮大なスケールの戦闘が見られる、と思いきや、意外とそうでもなかった。
確かにスケールは大きかった。

十字軍とイスラム軍が対峙する場面などは、かなりの迫力だったのだが、戦闘自体はそれほどではなく、場面によっては、戦闘そのものを省略していた。

最後も、感動ものにしたいのか、ラブ・ストーリーにしたいのか、ちょっと中途半端な感じだった。
つまり、何が描きたいのかよくわからなかった、ということだ。

そもそも、前半の展開がよくわからない。

主人公は、単なる田舎のしがない鍛冶屋かと思っていたら、いきなり「お前の父だ」という騎士が現れて、あっという間に騎士の仲間入り。

そして、エルサレム入りすると、またたく間に王の認められるところとなり、そして騎士団のトップに。
この間があっという間なので、前半は何が何だかよくわからなかった。

それとこの主人公、セリフがあまりない。
もしかして、「義経」を演じたタッキーと同じで、セリフ覚えが悪いのか?
確かにいい男なんだけど、少し存在感に欠ける感じがする。
いずれにしても、オーランド・ブルームの主役って、まだまだ早いのかも知れない。

予告編からも、かなり期待していただけに、ちょっとがっかりした。
ということで、評価は「C」とした。


さて、本編とは関係がないが・・・

ヨーロッパではこの手の戦争の場合、王や貴族は先頭に立って戦いに参加するという。
日本みたいに、エラい人は後ろで指示だけ出している、というのと根本的に違うらしい。

だから、悪役も当然のことながら出てくるのだが、彼らは戦闘の中で死んでしまう。
決して逃げたりしはない、ということだろうか。

汚いこともするが、配下の者を従えるのに自ら率先して、ということが当たり前なんだろうな、と思いながら見ていた。
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