映画評748 ~ ミケランジェロ・プロジェクト

今回は「ミケランジェロ・プロジェクト」

映画151107

『オーシャンズ』シリーズなどのジョージ・クルーニーが、製作・監督・脚本・主演をこなした実録サスペンス。第2次世界大戦末期を背景に、ナチス・ドイツに奪われた美術品を取り戻す命令を下された者たちの姿を活写していく。『ボーン』シリーズなどマット・デイモン、『アビエイター』などのケイト・ブランシェット、『ロスト・イン・トランスレーション』などのビル・マーレイら、実力派スターが共演。彼らが繰り出す重厚で濃密な物語もさることながら、戦下での壮絶な戦闘を描写したアクションも見もの。

主演は、ジョージ・クルーニー
共演は、マット・デイモン、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ジャン・デュダルジャン、ボブ・バラバン、ケイト・ブランシェット
その他、ヒュー・ボネビル、ディミトリー・レオニダス、ユストゥス・フォン・ドナーニー、ウド・クロシュヴァルト、ミヒャエル・ブランドナーなど


<ストーリー>
ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーの命を受け、ドイツ軍は侵攻した欧州各国の美術品を略奪。それに強い危機感を抱くハーバード大学付属美術館の館長ストークス(ジョージ・クルーニー)はルーズベルト大統領を説得し、美術品や歴史的建造物を保護する部隊モニュメンツ・メンを結成する。中世美術に精通したグレンジャー(マット・デイモン)や建築家キャンベル(ビル・マーレイ)などのメンバーを集め、ヨーロッパ各地を奔走。だが、劣勢を強いられて自暴自棄になったナチスや、妨害しようとするソ連軍が彼らの前に立ちはだかる・・・


実話にもとづく話なんだとか。

第二次世界大戦末期が舞台で、ドイツ軍の敗退は決定的となっている中での美術品争奪戦、みたいな感じ。

今回は、ジョージ・クルーニーも、マット・デイモンも、兵士ではなく美術関係の仕事をしている人間を演じているのだけど、さすがは役者さん、というのか、二人ともまともに戦ったら、死んでしまいそうな、ちょっと頼りない将校をうまく演じていたと思う。

共演しているビル・マーレイやボブ・バラバンなどもいい味を出していた。

ただ、物語としては凡庸。

戦いの場面がなくて緊迫感がない、というのではなく、緊張感があまり感じられない、というのか、ナチスから美術品を奪還しようとしている割には、話が結構淡々と進んでいる。

そんな中で、メンバーの2人がドイツ兵に撃たれて死んでしまうのだけど、そのシーンもちょっと中途半端。

特に、茂みに隠れたドイツ兵たちに撃たれたシーンなんて、最初は何が何だかよくわからなかった。

まるでコメディを見ているかのようなシーンだったので、後でメンバーが死んだのを見て「ん?あれはいったい何だったの?」というようなわけのわからない場面だった。

とにかく、そういう緊張感のないシーンが多いので、最後ミケランジェロの聖母像を見つけた時の感動が今ひとつ。

冒頭の説明文でも「重厚で濃密な物語もさることながら、戦下での壮絶な戦闘を描写したアクションがみもの」とか書いてあるけど、重厚さもあまり感じられないし、壮絶な戦闘なんて皆無じゃなかったか?

ということで、いい話なんだけど、展開がやや凡庸だった気がするので、評価は「C」にします。


いい役者さんばかりだったので、ちょっと残念でした。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
727位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
333位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR