映画評761 ~ SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

今回は「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」です。

映画160220

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチ出演のテレビドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズの特別編。21世紀に活躍する名探偵シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンのコンビがヴィクトリア朝の1895年へと戻り、難事件解決に挑む姿を描写する。『ホビット』シリーズなどのマーティン・フリーマンが今作でも相棒役を務める。無敵の探偵と助手が紡ぐストーリーに注目。

主演は、ベネディクト・カンバーバッチ
共演は、マーティン・フリーマン、ユーナ・スタップス、ルパート・グレイヴス、マーク・ゲイティス、ルイーズ・プレーリー
その他、アマンダ・アビントン、ジョナサン・アリス、デヴィッド・ネリスト、キャサリン・マコーマック、ティム・マキナニー、ナターシャ・オキーフなど


<ストーリー>
1895年冬、トーマス・リコレッティは数時間前に自殺したはずの妻が古いウェディングドレスを身につけて現れたことに驚がくする。この世に怨念を残したまま逝ったリコレッティ夫人の幽霊は、ロンドンの街をさまよい続ける。探偵シャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)と相棒ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)、そして仲間たちは彼女の出現の謎に迫る


これはツマらなかった。

テレビドラマで当たったホームズものを、本来のヴィクトリア朝時代に戻して、ホームズが難事件を解決する物語、だと思っていた。

いや、確かにそういう部分はあるにはあるのだけど、これってタイムトラベルものなのか?

どうして、現代のホームズが出てくるの?

ここが最大のポイント。

後で調べてみると、テレビ版を見ている人にとっては、そこそこ面白かったみたいだ。

でも、私なんぞは映画でしか見ないわけだし、そんな人たちに「テレビ版を見ないと、わかりませんよ」なんていう作りは、どう考えても許せない。

しかも、肝心の推理の部分も平凡で、特にたいしたヒネりもない。

だいたい、「死んだと思われていた人間が、実は生きていた」などというトリックは、通常「死んだ」という方が間違いか、そうでなければ「替え玉」しかありえないわけだし、そこをどううまく細工をするかがミソであるのに、それがあんな風に「よく似た人」の一言で片づけられたのではたまらない。

死体の後始末とか、替え玉との入れ替わり、などという「犯人にとっては、とても危険な賭け」の部分は、一切描かれず、至極簡単にできた、みたいな感じでスルーされていた。

何なんだろう、このいいかげんさは。

しかも、「さて黒幕は・・・」という時に、なぜか仇敵のモリアーティが出てくる。

「ホームズと言えば、モリアーティ」みたいな型にはまったストーリーなんて、私なんかまったく期待しとらんし!

おかげで、現代の話なのか過去の話なのか、単なる妄想なのか、それとも現実の話なのか、さっぱりわからない。

映画の作り、として見ると、ある意味最低じゃないかとさえ思えるほどだ。

だいたい、本編の前に「ホームズものに出てくる小道具」みたいな解説があって、置物とか絵画とかが、これ見よがしに出てきていたけど、本編とはまったく関係がない。

さらに、エンドロール後には」「メイキング映像」なるものが放映されたけど、今作のようなわけのわからない作品を「こんな感じで作ってます」みたいなことを紹介されたところで、ホームズ・ファン以外にとっては、どうでもいいことだし、面白くも何ともない。

私なんぞは、「メイキング映像」の途中で怒りのあまり席を立ったくらいだ。

私の好きな「推理もの」であるにもかかわらず、ハラハラ・ドキドキ感は皆無な上に、ほぼ2時間、呆然と見ていただけだった。

推理モノとしては平凡で、さらに内容がムチャクチャなんだから、どうしようもなかったです。

ということで、ちょっと期待した分、ものすごく大きな失望感があったので、評価は「D」にします。

ほとんど「E」に近いかも?

道理で、ネットの評価が低かったわけだ。
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