映画評762 ~ ザ・ブリザード

今回は「ザ・ブリザード」

映画160227

アメリカ沿岸警備隊史上最も困難とされた海難事故、SSペンドルトン号の救出劇を映画化。冬の寒さが厳しい北大西洋上で悪天候により遭難した巨大タンカーに残された生存者32人の救助に、4人の沿岸警備隊が定員12人の小型木製救助艇で挑む。監督は、『ラースと、その彼女』などのクレイグ・ギレスピー。主演を『スター・トレック』シリーズなどのクリス・パインが務めるほか、『トロイ』などのエリック・バナ、『ジェシー・ジェームズの暗殺』などのケイシー・アフレックらが共演

主演は、クリス・パイン
共演は、エリック・バナ、ケイシー・アフレック、ベン・フォスター、ホリディ・グレインジャー、ジョン・オーティス
その他、カイル・ガルナー、ジョン・マガロ、グレアム・マクダウィッシュ、マイケル・レイモンド=ジェームス、ボー・ナップ、ジョシュ・シチュワート、エイブラハム・ベンルービ、


<ストーリー>
真冬の大西洋でブリザードに襲われた巨大タンカーが大破し、船内に32人の乗組員が取り残されてしまう。生存者の救出にバーニー(クリス・パイン)率いる4人の沿岸警備隊員が向かうが、彼らが乗り込んでいるのは定員12人の木製小型救助艇であった。一刻を争う状況で、一行は決死の救助活動に挑む


これは良かった。

実話に基づく話なんだそうな。

原題は「THE FINEST HOURS」なのに、なぜか邦題は「ザ・ブリザード」となっている。

確かに、ものすごいブリザードを描いた映画ではなくて、嵐のせいで難破したタンカーを沿岸警備隊が決死の覚悟で救出する物語だ。

だから、嵐のものすごさよりも、難破した上に真っ二つに割れたタンカーに残された人たちの奮闘と、主人公・バーニーたち4人の決死の行動が中心に描かれている。

そういう意味でも、真っ二つに割れた船長のいない方に残された中で、中心的な役割を果たしたケイシー・アフレック演じるシーバートがカッコいい。

仲間にバカにされながらも、常に冷静で、的確な判断で仲間を救ったこの男は、むしろ主人公・バーニーを完全に食っていた。

その点、主人公はちょっと頼りない感じ。

冷静なわけでもなく、特に経験・知識に長けているわけでもない。

ただ、過去に一度大きな失敗をしているので、それを何とか挽回したい、という気持ちがあるのと、婚約したばかりの彼女がいる。

だから、いつもより余計に頑張った、という感じしかしなかった。


さらに、嵐のシーン。

3Dで見たので、結構迫力はあったけど、何か思ったよりたいしたことなかったような気もする。

特に、救出に向かう主人公たちの船は、あんなに小さいのだから、もっとトンデモないことになっていると思うのだけど、それがあまり感じられなかった。


さて、ストーリーである。

救出劇の部分は何の問題もない。

だって、実話だし。

ただ、フィアンセである彼女の存在がよくわからなかった。

あそこまで出しゃばっていたら、主人公の頼りなさが目立ってしまって、逆効果のような気がするし。


あと、細かいところだけど・・・

最後の場面で、主人公たちを迎えにみんなで埠頭に行った時に、彼女が車のライトをつけるシーンがある。

あそこは、わざわざみんな車で行ったのだから、当然「全員でライトを点けて、船から港が見えるようにする」ものだと思っていた。

ところが、埠頭に着いた途端、みんなライトを消したので「あん?」と思ってしまった。

いいシーンだけど、ホントは最初から点けるのが当たり前なんじゃないの?

何か不自然で違和感があった。


とは言え、全体的にはとても良かったと思います。

意外と頼りない主人公の負のイメージの部分を冷静なシーバートが十分すぎるほど補っていたと思います。

ということで、評価は「B」します。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
482位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
222位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR