映画評766 ~ クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃

「クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」

映画160429

幼稚園児・野原しんのすけが巻き起こす騒動を描く、臼井儀人のコミックを基にした国民的人気アニメの劇場版第24作。誰もが見たい夢を見られるという夢の世界を舞台に、しんのすけたちカスカベ防衛隊が人類の安眠を懸けて活躍するさまを追う。作家、映画監督としても活躍する劇団ひとりが、これまでの『映画クレヨンしんちゃん』シリーズに携わってきた高橋渉監督と共同で脚本を執筆。ゲスト声優として安田顕、吉瀬美智子、お笑い芸人のとにかく明るい安村が参加する


<ストーリー>
誰もが見たい夢を見られるという夢の世界を訪れた野原しんのすけたちカスカベ防衛隊は、風間くんは政治家、マサオくんは漫画家と、それぞれ思い思いの姿になって楽しんでいた。しかし、謎めいた女の子・サキの登場により、人々は恐ろしい悪夢に閉じ込められてしまう。人類の安眠を守るため、しんのすけたちは立ち上がるが・・・


実にくだらなかった!

いや、このアニメは、いつもくだらない。

でも、その中に笑いあり、そして最後にほろっとさせる展開が特長であり、私もそれが好きだった。

しかし、今回のくだらなさは、その笑いの部分に関するものであり、あまりにもしょうもなくて、とても笑えなかった。

最初の方で、子供たちの夢を語るシーンで、漫画家を夢見ている子が書く漫画が、まったく笑えず、ちょっとイヤ~な予感はしていた。

その後も、いつものくだらなさとは違う、「笑えない」ギャグが随所に出てくる。

下ネタは下ネタでいいのだけど、何か違う。

これはたぶん、今回初めて脚本に参加したという、こいつのせいだろう。

劇団ひとり。

作家・映画監督として活躍、とあるが、私はこいつで笑ったことはほとんどない。

2年前だったか?の年末番組・ダウンタウンの「笑ってはいけない」シリーズに出た時は、あまりの笑えなさに腹が立ったくらいだ。

今回の「クレヨンしんちゃん」は、そんな彼を思い起こさせるような寒いギャグの連続だった。

そのうちの一つ、「とにかく明るい安村」のところは、いったい何が狙いなのかさっぱりわからない。

「安心してください、穿いてませんから」で、どう笑えというのだろうか。

極め付けは、大和田獏。

テーマが、ヒロインの少女を苦しめている悪夢を食べるという伝説の動物「獏」を探しにいくわけだから、そこで思いついたのだろうけど、あれで笑えると思っているところがこの男の「センス」のなさ。

いや、こいつが思いついたのかどうかは知らないけど、今までとは明らかに違う「くだらなさ」の原因を考えると、こいつしかいない。

その大和田獏が、品川庄司の庄司のギャグ「ミキティ~!!」を真似て、「クミコ~!」と叫ぶのだけど、だいたい、大和田獏でさえ知らない人が多いのに、その嫁さんが岡江久美子であることなんか、ほとんどの人が知らないだろう。

そんなものがギャグとして成立すると考えている神経が、私には理解できない。

とにかく、全編そんな感じのギャグが散りばめられて、いつもは気楽に見られるこのアニメも、今回ばかりはイライラしっ放しだった。

ストーリー自体は、それほど不自然でもなかったのに、すべてはこいつのせいで台無しだった。

まあ、しいて言えば、今回はしんちゃんが事件(?)を解決するのではなく、むしろ大活躍するのは、そのお母さんである「みさえ」だ。

そういう意味でも、ちょっと期待外れの感はある。


ということで、全体的にはまずまずだったとは思うのだけど、とにかく劇団ひとりが気に入らないので、評価はあえて「D」にします。

お前は二度と脚本なんかに関わるな!!
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