映画評787 ~ 聲の形

今日は2本立て。

まずは「聲の形」

映画160917-1

元ガキ大将の主人公と聴覚障害があるヒロインの切ない青春を描いた大今良時のコミックを基に、『けいおん』シリーズなどの山田尚子監督が手掛けたアニメーション。主人公の少年が転校生の少女とのある出来事を機に孤立していく小学生時代、そして高校生になった彼らの再会を映し出す。アニメーション制作を京都アニメーション、脚本を『ガールズ&パンツァー』シリーズなどの吉田玲子が担当。ボイスキャストには入野自由と早見沙織らが名を連ねる。


<ストーリー>
西宮硝子が転校してきたことで、小学生の石田将也は大嫌いな退屈から逃れる。しかし、硝子とのある出来事のために将也は孤立し、心を閉ざす。5年後、高校生になった将也は、硝子のもとを訪れることにし・・・


これまた、いい映画でした。

原作どころか、事前にどんなストーリーかさえも知らずに見ましたが、こんな作品とは思いませんでした。

どうして、「声」じゃなくて、わざわざ「聲」にしたのかと思っていましたが、聾唖者を取り扱った映画だったんですね。

その聾唖者に対する「いじめ」が描かれています。

しかも、発端は小学生ですから、純粋に(?)単に気に入らないから、という理由で、みんなでいじめます。

ところが、中学生・高校生になると、今度は「いじめていたヤツ」が「いじめられる」側に回ってしまいます。

このあたり、小学生はガキですから、「なんで」などと聞いても、あまり意味はありません。

みんな、自分がいじめられる側でなければ、それでいいのです、たぶん。

しかし、そこから話は複雑に変化して、最終的には「青春時代の淡い恋」につながるわけだけど、「君の名は」同様、ちょっとうるっときてしまいました。

もちろん、世の中はそんな綺麗事ばかりではない。

実際のイジメは、もっと陰湿で残酷だ。

特に、この作品では、ヒロインの女の子がかわいい子だったから良かったけど、そうでない子の場合、こうはうまくいくはずがない。

とは言え、映画の中だから、許される設定だと思う。

しかも、この作品は「全員いい人」などというありえない設定ではない。

「でも、アンタは今でも嫌い」という子もいれば、「やっぱり、アンタはダメな子」という子もいる。

だから、ありきたりの予定調和ではないところが良かったと思います。


ということで、少し甘いかも知れませんが、これも「S」にします。
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