映画評791 ~ 真田十勇士

本日も2本立て。

まず1本目は「真田十勇士」

映画160924-1

2014年に上演され、ヒットを記録した舞台「真田十勇士」を実写化した時代劇。平凡な武将にもかかわらず豊臣勢の急先鋒に祭り上げられて当惑する真田幸村が、忍者の猿飛佐助らと手を組んで大坂の陣に挑む。監督には『20世紀少年』『SPEC』シリーズなどの堤幸彦、主演を歌舞伎俳優の中村勘九郎が務め、舞台版のメンバーだった『ツナグ』などの松坂桃李が共演。さらに『ロマンス』などの大島優子が、主人公たちの幼なじみである女忍役で出演。重厚なストーリーや広大なセットにも圧倒される

主演は、中村勘九郎
共演は、松坂桃李、大島優子、永山絢斗、高橋光臣、駿河太郎、村井良大
その他、加藤和樹、伊武雅刀、佐藤二朗、松平健、加藤雅也、大竹しのぶなど


<ストーリー>
関ヶ原の戦いから10年、徳川家康は天下統一を着々と進めていた。そんな徳川に反旗を翻す豊臣秀頼の勢力は、天下の武将として名をはせる真田幸村と彼が率いる真田十勇士を急先鋒に立たせて合戦に臨む。しかし、真田は容姿が良かったばかりに百戦錬磨の武将だと勝手に思われているだけで、本人も平凡な武将であるのを自覚していた。そんな差異に苦悩する彼の前に、抜け忍となった猿飛佐助が現れて実際に猛将へと仕立てあげようと協力を申し出る。佐助は霧隠才蔵など10人の仲間を集め、大坂冬の陣・夏の陣に挑む。


私の好きな時代劇の、しかもチャンバラ。

しかし、一言で言うと・・・

くだらない!

せっかく、大阪夏の陣での真田幸村の活躍という、放っておいても面白い映画になりそうな題材のものを、よくもここまでしょうもない形に仕上げたもんだ、という感じ。

真田幸村が、実は臆病者だった、という設定もそうだけど、全体的にふざけた感が妙に浮いていて、あんまり笑えない。

しかも、真田十勇士という、これまた面白い題材なのに、猿飛佐助と霧隠才蔵以外はしょぼすぎて、ほとんど存在感がない。

こ汚いおっさんや、ちょっと考えられないほどの臆病者の他、ガキまで出てくる。

この時点で、ちょっとイヤ~な感じはしていたけど、もともとコメディにしたかったのかも知れないのだろうが、そのふざけ方が中途半端だ。

どうして臆病者の真田幸村を、わざわざ加藤雅也にしたのか、というのは終盤になって何となくわかるのだけど、さすがにあそこはクライマックスに相応しい場面だったので、ちょっと感動しかけた。

でも、その大事な場面も、かなり冗長というか、意味なく引っ張りすぎだろう。

家康の目の前で、真田親子がジタバタしているのに、家臣の誰も出でこない展開は、さすがに違和感がある。

そして、さらに最後で大ドンデン返しが・・・

というのだけど、あれでいいのか?

まあ、物語自体をフィクションにしたのだから、どんな結末でもいいけど、あまり釈然としない終わり方だった。

個人的には、とても残念でした。

ということで、評価は「C」にしておきます。


出演者で言えば・・・

中村勘九郎は、ああいう役柄だからしょうがないのだろうけど、一人だけ歌舞伎をやっていた感じだった。

対照的に、松坂桃李はシリアスだったけど、殺陣は今いち?

大島優子が、割と存在感のある役柄で、あまり違和感はなかったが、最後の最後におふざけをしていたのが、ちょっと残念!?

大竹しのぶは、さすがの貫録。

淀殿のイメージにぴったり、というか、そういう年齢になったのだなあ、と思った。

幸村の息子は、どこがで見た子だと思っていたら、「ソロモンの偽証」に出ていた、お騒がせの男の子だった。

一番感動した(?)のは、ナレーションを担当していたのが、あの「その時歴史が動いた」の松平定知だったことかな?
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