映画評816 ~ ひるね姫〜知らないワタシの物語〜

今回は「ひるね姫〜知らないワタシの物語〜」

映画170401

『攻殻機動隊』『東のエデン』シリーズなどの神山健治監督が手掛けたアニメーション。岡山県倉敷市児島を舞台に、瀬戸大橋のたもとののどかな町で暮らす親子の絆を、夢と現実を結び付けつつ描写する。NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」などの高畑充希が、主人公の森川ココネの声を担当。そのほか、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介といった面々がキャスト陣に名を連ねる。


<ストーリー>
高校生の森川ココネは家でも学校でも常に眠気に襲われ、ついウトウトと居眠りばかりしていた。2020年、東京オリンピックが間近に迫った夏の日、彼女の家族は事件に見舞われる。実は両親にはココネも知らない秘密があり、その謎を解く鍵は彼女の夢の中にあった


いい話です。

予告編を見る限りでは、あの「君の名は」を彷彿とさせるようなイメージとなっていて、そこそこ期待してしまいます。

内容的にも、現在と夢の中の世界が交錯していて、なかなかりファンタジー感を醸し出してました。

でも、はっきり言って、何が何だかよくわからなかった。

現実と夢の世界がはっきりと分かれていれば、まだ良かったと思うのだけど、微妙に交錯している、というか、時々ごっちゃになっているので、見ている方としては、ちょっと混乱してしまう。

また、主人公であるココネが、どうしてすぐに眠くなるのかまったく説明がないし、そもそもそんなにすぐに眠ってしまうような描写ではない。

だったら、最初から眠くなった(あるいは寝ている)時に見る夢が、実は・・・みたいな展開でも良かったような気がする。

しかも、この主人公は、たいして活躍するわけではなく、ただ走り回っているだけ。

実際に活躍するのは、モリオだったり、主人公の父親だったりで、彼女の存在感はあまりない。

そもそも、冒頭からして期待できそうになかった。

「機械を作ることだけが仕事の国・ハートランド」って何だよ。

その機械というのも、自動車だけみたいだけど、イメージとして機械と聞いて自動車は思い浮かばないから、何か違和感がある。

しかも、ハートランドに繋がっている道路が毎日大渋滞していて、毎日誰かが遅刻するとかいう状況って、いったい何なんだろう。

ハートランドが云々よりも、街作りとしてどうなの?という感じ。

さらに、ハートランドには、頻繁に「鬼」が襲ってくるのだとか。

何だよ、「鬼」って。

しかも、それに対峙するハートランド側の兵器の名前が「エンジンヘッド」

もう少しカッコいいネーミングはなかったのか、と思うわけで。

それが、ストーリーの中でどこかで意味を持つのかと思っていたけど、結局何でもなかったみたいだし。

全体としては、主人公がいろんな苦難を乗り越えて、両親の秘密みたいなものにたどり着く、みたいないい話なのに、途中が中途半端なので、うまく感情移入ができなかった、というのが正直な感想です。

特に、エンドロールの中で、両親の馴れ初めが断片的に流れてきて、とてもいい感じだったので、余計に残念でした。


画が綺麗だったし、何となく面白そうだったのに、ネットでの評判がちょっと悪かったので、何でだろうと思っていましたが、たぶん皆さん同じようなことを思ったんじゃないか、と思うわけです。

良かったのは、方言が親しみやすかったことくらいかな?

最初は広島かと思っていましたが、岡山だったので、ちょっとがっかりでした!?

ということで、評価は「C」にします。


声優陣で言えば・・・

主人公を演じた高畑充希は特に違和感はありませんでした。

主人公の父親が江口洋介で、志島自動車の会長が高橋英樹だとは思いませんでしたが、悪役の渡辺は、完全に伊武雅刀だと思っていたのに、実は古田新太だったので、ちょっとビックリしました。
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