映画評817 ~キングコング 髑髏島の巨神~

昨日は「キングコング 髑髏島の巨神」を見てきました。

映画170409

キングコングを神話上の謎の島に君臨する巨大な神として描いたアドベンチャー大作。島に潜入した調査隊が正体不明の巨大生物と遭遇し、壮絶な死闘を繰り広げる。監督は、主にテレビシリーズに携ってきたジョーダン・ヴォート=ロバーツ。調査遠征隊のリーダーを『マイティ・ソー』シリーズなどのトム・ヒドルストンが演じるほか、『ルーム』などのブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソンらが共演。巨大な体でリアルな造形のキングコングの迫力に圧倒される

主演は、トム・ヒドルストン
共演は、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン、ブリー・ラーソン、ジン・ティエン
その他、トビー・ケベル、ジョン・オーティス、コーリー・ホーキンズ、ジェイソン・ミッチェル、シェー・ウィガム、ジョン・C・ライリー、MIYAVIなど


<ストーリー>
コンラッド(トム・ヒドルストン)率いる調査遠征隊が、未知の生物を探すべく、神話上の存在とされてきた謎の島に潜入する。しかし、その島は人間が足を踏み入れるべきではない「髑髏島」だった。島には骸骨が散乱しており、さらに岩壁には巨大な手の形をした血の跡を目撃する。そして彼らの前に、神なる存在であるキングコングが出現。人間は、凶暴なキングコングに立ち向かうすべがなく・・・


ご存じキングコングのリメイク版です。

なかなか面白いらしい、ということで見に行ったわけだけど、特に期待はしていなかった。

今回は、コング以外の生物もデカいらしい、ということだったけど、結論から言うと、実に中途半端。

所々に出てくる生物は確かにデカいのもいるけど、それ以外に普通の大きさのもいる。

しかも、コング以外では、彼の最大の敵となるトカゲは結構出てくるけど、最初に出てくるバッファローみたいなヤツも、ほんの数頭(実際に映像に出てきたのは2頭だけ)だし、クモなんて最初の方に1匹しか出てこない。

後はタコくらい。

劇中で登場人物(第二次世界大戦の生き残り)が「デカいぞ」と言っていたアリなんて、1匹も出てこない。

アリなんて、1匹で生きていけるわけはないのだから、相当数いなければおかしいのに、そんな描写は一切ない。

鳥なんて、「デカい!」という感じはほとんどなくて、せいぜい大型の猛禽類くらいの大きさ。

「どうしてデカくなったのか」という説明も何も一切ないまま物語は進むので、かなり違和感がある。

しかも、出現は突然で、しかもそのシーンだけ、という実に中途半端な感じ。

終盤に、改造した船で脱出を図ろうとしていた時も、途中まで何事も起こらなかったのに、なぜか突然一人の男が鳥たちに襲われて、連れ去られてしまう。

でも、それだけ。

他の登場人物はまったく襲われないという、実に不思議なシーンだった。


しかし、それ以前に・・・

米軍がバカすぎて、人間側に感情移入もできやしない。

島に現れたコング相手に、10機ほどあったヘリが、すべて破壊されるのである。

しかも、不意に襲われたのは1機だけで、後はすべてコングに接近しすぎてぶっ壊されたもの。

機関銃とか飛び道具があるというのに、「どうしてそんなに接近するんだ?」というくらい、アホみたいにコングの回りを飛び回る。

その結果、多くの部下を殺された大佐(サミュエル・L・ジャクソン)が、コングに対して復讐心を抱くのだけど、そんなの「(バカみたいな攻撃をしかけた)アンタの責任だろ」としか思わない。

見る前は、ヘリもせいぜい2~3機かと思っていたし、実際に劇中で10機くらい出てきた時には、「残ったヘリは、他の化け物生物のせいで壊されるのだろうか」と思っていたが、まさか全機コングに壊されるなんて・・・「ありえんわ!」という感じ。


登場人物でいうと・・・

今回主役のトム・ヒドルストンは、あの「マイティ・ソー」のロキ役で出ていた役者さんだけど、存在感はあるものの、劇中ではほとんど活躍しない。

島の案内役としても、ボディガード役としても、とにかく中途半端で、何だかもったいない感じだった。

サミュエル・L・ジャクソンは、狂気に満ちた軍人役だけど、まあ相変わらずといった感じ。

だけど、コング相手にまともに相対することができるのは彼くらいだろう、という気はした。

ヒロイン役のブリー・ラーソンも、中途半端な美人役だったので、今いち感情移入できず。

謎だったのが、島へ探検に行く時になっていきなり出てきたチャイナ女優。

特に何かをするわけでもないし、あまりセリフもないのに、最後まで画面に映り続ける。

「なるほど、これがチャイナ資本の力なのね」という印象しかない。

どうせ出すなら、もっと何か役を与えればいいのに、ホントただ出ていただけだった。

後、最後に気が付いたのだけど、冒頭のシーンで、墜落する飛行機から脱出した兵士が、実は第二次世界大戦の描写で、出ていた2名は米兵と日本兵、ということらしい。

どう見ても、日本兵には見えなかったので、いったい何の描写かわからなかったのだけど、「どうせ、またチャイナ俳優でも使ったんだろう」と思って、後で調べてみたら、MIYAVIという日本のロック・ミュージシャンだって。

ありゃ、日本人だったんだ、って感じ。

何であんな変なヤツ使ったんだろうね。

とにかく、最初から最後まで、とにかく中途半端な感じで、ほとんど誰にも感情移入できずに終わったので、レイトショーだったということもあるかも知れないけど、終始ぼ~っと見てました。

全体のストーリーとしては、あんなものなんでしょうけど、如何せん全体的に中途半端すぎました。

ということで、評価は「C」にします。


おまけで・・・

エンドロールの後にまたまた映像がある、というので、まったく迫力のない音楽が延々と流れるエンドロールを見た後に出てきた映像は・・・

えっ、もしかして、あれはモスラなのか?

と思っていたら、最後に出てきたのが・・・

ゴジラとキングギドラでした!

もしかして、次回は「キングコング対ゴジラ」なのか?

もう、わけがわかりません。
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