映画評819 ~ 名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)

今回は「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」

映画170415-1

コミックとテレビアニメの双方で人気の青山剛昌の原作による『名探偵コナン』シリーズの劇場版第21弾。テレビ局爆破事件と、百人一首の大会優勝者の殺害事件を追う江戸川コナンや服部平次たちの活躍を描く。『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』から監督を務めてきた静野孔文が本作でも続投。工藤新一と毛利蘭の恋模様、原作の今後にも大きく関係していく大岡紅葉の登場が見どころ、


<ストーリー>
百人一首で有名な皐月会主催の皐月杯の会見収録が行われていた大阪・日売テレビで、爆破事件が起きる。崩壊するビルに高校生探偵の服部平次とその幼なじみ・遠山和葉が取り残されるも、コナンが救い出す。犯行声明が出ないことに疑問を抱いて調べを進めるコナンと平次の前に、平次の婚約者だという百人一首高校生チャンピオンの大岡紅葉が現れる。


スケールだけデカくて、推理がスカスカな最近のコナンにしては、なかなか良かったかな?・・・みたいな。

全体的にあまり違和感なく、スムーズに展開していたような気がする。

ただ、ほとんど幽霊部員のようなカルタ部所属の和葉が、2日ほど特訓を受けただけで、伝統ある百人一首の大会で決勝に残るほど百人一首って甘くないと思うのだけど、百人一首ファンは怒るんじゃないの?

結果的に、クライマックスの場面がまったく関係のない人だったら面白くならない、という理由だけで和葉を勝ち残らせたとしか思えないような安易な設定。

ついでに言うと、平次のお母さんが元クイーンというのも、かなり安易だ。

そもそも、犯人は鈍い私でも序盤にわかってしまうような展開になっているので、そのあたりはちょっと不満。

そのために、わざわざ百人一首の中で「紅葉」という名前が6回も出てくるというだけで、今回の登場人物の名前を紅葉にしたような、これまた安易な設定。

しかも、彼女は幼い頃服部平次と結婚の約束をしたという設定の割りには、今回たまたま皐月杯の会場で偶然会っただけなのに、「やっぱり運命だ」みたいな言い方をするのは、違和感バリバリ。

それほど昔の話が忘れられないのだとしたら、もともと近所に住んでいるわけだし、出会うチャンスはもっとあったはずだし、もっと出会おうとするはず。

いきなり出てきて「あなたは私のフィアンセよ」みたいなことを言うヤツは、普通ならただの頭のおかしい女の子だ。

だいたい、平次も紅葉もまだ高校生だぞ。

何が「結婚の約束」なんだか。

ガキのままごとじゃあるまいし、見ていてワクワクもドキドキもしやしない。

とにかく、すべてが無理やりな設定というか、設定が浅すぎる。

あと、犯人の動機も結構ムチャクチャなような気がする。

自分の犯行を隠すために、ビルを丸ごと爆破しようしたり、いったい何人を犠牲にすれば気が済むのか、という感じ。

自分勝手すぎるし、同情の余地もない。

それを何となく感動の話にしようとしているのも、何だか安易。


ただ、そんな浅い設定にもかかわらず、全体的に違和感がないような気になったのは、コメディの部分とかアクションのシーンが割と良かったから!?

冒頭で「意外と良かった」と言っておきながら、イチャモンばかりつけているようだけど、全体的にはそんな感じ。

思い返せば安易な設定のオンパレードだったけど、何となくすっきり終わった感じだったので、自分でもよくわからないけど、評価は「B」にします。


声優で言うと・・・

宮川大輔は下手くそでした。

彼の顔がもろに浮かんでくるし、セリフ自体も演技をしているというよりは、「イッテQ」で何かの競技に参加している時の説明をしているような感じ!?でした。


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